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医者が知られたくないアトピーの治し方
『9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方』 藤澤重樹氏 2013年12月初版
(管理人の読書日2015年5月)
「究極のアトピー治療はなにもしないこと!」
と聞いたらきっと驚くと思います。
何せ昔の管理人を含め、ほとんどの人は
アトピーは皮膚病
病気は薬で治すもの
と思い込まされているからです。
それに現代は消費社会、モノが売れない、医者が儲からないような情報はいくら正しくてもなかなか出回らず、広がらないものです。
もちろん病院に行き、薬を塗り、高額サプリ、高額スキンケア商品を購入して治ればまだ良いのですが、それらは根治ではなく一時しのぎの対処療法。
いや、それによって新たにもっとひどい病気になるので療法とは呼ぶべきでないと思います。
なお、管理人はアトピーとステロイド依存によって新たに発症する肌の疾患は別物と考えています。
アトピー体質は3割は先天的な要因、7割が後天的な生活習慣が要因です。
子供のアトピーは先天的な要因の割合が増え、大人アトピーは生活習慣による要因の割合が増えます。
アトピーに根治はなく、コントロールするというのが正しい捉え方
アトピーとは病気というよりも体質なので、根治というよりはコントロールすると言う方が正確だと思います。
例えば、太りやすいのは体質であり、その体質自体は病気ではないため根治ではなく、予防、解消などコントロールするのと同じです。
つまり、体に悪いこと、不健康なことなど誤った生活習慣を続ければ、その人の体質によって、
アトピー、喘息、メタボ、糖尿病、ED、薄毛、がんなど現れる症状は異なれど、何らかの不快な状態に悩まされることは同じです。
そのため上記の症状や病気がどれも一度なったら二度とならないものではないのと同じで、アトピーが完治しましたという人でも、元の毒素を溜めやすい生活習慣(食生活、入浴法、ストレス)を続ければ遅かれ早かれ再発してしまいます。
つまりアトピー体質を治すというよりは、発症しないようにコントロールするというのが正しい捉え方だと感じています。
昔管理人自身そうでしたが、きっとアトピーで悩み、苦しんでいる方は、
「なんで自分はアトピーなんだ」
「なんでこんな苦しまなきゃないないんだ」
「なんで家族や友達と同じ物を食べて自分だけしっしんができかゆくなるんだ」
と自分の体質を恨み、呪いたくすらなるかもしれません。
しかし今現在管理人は、
アトピーは死ぬほど苦しいが死なない
痛い痒いがないけど死ぬ病気よりまだマシ
一病息災で健康に気を使い長生きできる
と考えています。
実際アトピーで苦しんでいなけば、きっと乱れた食生活や不摂生を改めようとも思わなったですし、あのままの生活を続ければ大腸がんになっていたのではとリアルに思っています。
それに今こうやって健康法に目覚め、体験に基づく情報をブログを通して発信し、少しでも読者の方のお役に立てているとしたら、それはもともとは管理人のアトピー体質がきっかけなのです。
そう考えると地獄の脱ステロイドのリバウンド症状を乗り越えた今では、自分の体質を呪うのではなく、感謝の気持ちすらわいてきます。(脱ステのリバウンド症状で気が狂いそうになり、廃人になる一歩手前だったあの当時なかなかそうは思えなかったですが^^;)
皮膚科医の間での格言「ボディーソープは皮膚科を豊かにする」
「ボディーソープは皮膚科を豊かにする」
は本書からの引用ですが、管理人は正しいと共感しています。
これは界面活性剤を使った化学薬品まみれのシャンプー、ボディーソープ、リンス、洗剤を使うことにより、皮膚を通して毒素を吸収してしまう経皮毒の問題を指摘しています。
管理人も昔は当たり前のようにシャンプー、ボディソープ、リンスなどを使っていました。
宣伝広告やCMイメージなどに洗脳されていたのです。
これらの商品を使うことは、皮膚科など医療業界だけでなく、化粧品業界、美容業界も豊かにしています。
高額なシャンプーほどハゲる?!
例えば、
「高額なシャンプーほどハゲる」
という話を聞いたことはありませんか?
薄毛に悩む人はシャンプーにもお金をかけます。
育毛成分配合、髪に良いと聞けば例え高額でも買います。
しかし高額であればあるほど聞いたことのないような化学薬品が使われ細胞にダメージを与えます。
また洗浄成分が強いと皮脂を落としすぎ、皮脂腺が発達する結果、毛根にいくべき栄養が奪われ、髪は細く抜けやすくなります。
もし薄毛にお悩みの方はこちらの記事もご覧ください。
⇒髪に悩む人は必読!『シャンプーをやめると髪が増える』レビュー
最近の若い女性は背中が汚い“汚肌”が増えている?!
また、リンスやトリートメントが背中に流れることで背中ニキビの原因となるため
「最近の若い女性は背中が汚い」
とお肌ならぬ“汚肌”が増えていることを嘆く声も聞こえます。
以上のように、アトピー体質でない人でも、シャンプー、ボディソープ、リンスに含まれる化学物質で肌のバリアは破壊され、細胞はダメージを受け、薄毛やニキビなどの皮膚疾患に悩まされている人達がいます。
これがアトピーの人であれば、もともと肌のバリア機能が弱く、化学物質にも敏感に反応しやすいのに、じゅくじゅくの湿疹、掻き傷からはダイレクトに有害な化学物質が血液に流れ込み、普通の人の何倍もの毒素を吸収し、細胞はダメージを受けることになるのです。
※ボディソープや石鹸を使わない肌にも良い入浴法についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒【証拠画像有】これが最強健康入浴法!究極ヒマラヤ岩塩浴でボロボロ肌がよみがえる!
人は悩めば悩むほど高額商品に手を出そうとするため、日用品業界、化粧品業界は儲かります。
そして、それらの商品で肌がダメージを受けることで、皮膚科やエステなど医療、美容業界も潤います。
何もしない肌が一番キレイ
当たり前と言われるかもしれませんが、赤ちゃんや子供の肌はなんのスキンケアをしなくてもキレイです。
それは
肌の保湿力が高い
肌の修復能力が高い
という年齢的な理由だけでなく
腸が汚れていない
いっぱい遊んで運動している
睡眠時間が長い
ストレスが少ない
という生活習慣の要因も大きいと思います。
また、高齢者になると、風呂やシャワーに入る頻度が落ち、シャンプー、リンス、石鹸なども一切使わず、化粧もあまりしなくなるので、
肌のターンオーバーは正常化し
皮脂の分泌も正常化し
常在菌によるバリアも強くなる
ため、健康で丈夫な肌に戻る方が多いです。
美容液やスキンケアにお金も手間も時間も使う人より、何もしない人の方が肌がキレイになるとはなんとも皮肉なお話です。
ただ子供、大人、シニアどの年代においても生活習慣が良ければ、お金も時間も手間もかからずキレイな肌になれる、というより何もしなければ肌はキレイという視点と発想を持っていただくのも良いと思います。
しっとりもっちり肌はただの水ぶくれ肌?!
最後、ここで美容化粧品の怖さについてお伝えします。
「しっとりとした肌、モッチリとした肌」
と聞いてどう思いますか?
人によってはそれが健康で美しい肌だと信じているかもしれません。
でもよく考えたら、宣伝広告の洗脳でそれが良いと信じ込まされている可能性があるのです。
実際Google検索で「しっとりもっちり肌」と検索すると
こんな風にそれを肯定して、良いことだという価値観を刷り込ませる広告や記事がたくさん出てきます。
確かに今の化粧水、美容液などのスキンケア商品を使うと肌は一瞬にしてそうしたしっとり肌、もっちり肌になります。
ただしそれは、
「界面活性剤で細胞膜を溶かし、無理やり美容成分と称する化学物質を溶かした液体を細胞の中へと流し込む」
ことで作られる人工的な肌です。
フェイスブックで有名な毒舌内海医師は、そういう不健康な肌を
「ただの人工的につくった水ぶくれの肌。」
とバッサリと断じています。
本来の健康な肌は、すべすべのサラッとした肌だと言います。
これは子供の肌に触れることでも分かります。
もしかしたらこれはその人の美の基準や好みの問題かもしれません。(またはその人の日本語表現の違いかも^^;)
ただ天然オーガニック好きの管理人としては、人工的に作られたしっとりもっちり肌よりも、自然なサラッとしてすべすべなオーガニック肌が好みです^^
美容化粧品には依存リピート客を生み出す悪魔の仕掛けが?!
年齢が上がると肌の保湿機能が衰えるためカサついたり、シワになったりします。
それを改善するには本来、食生活、運動、睡眠などの生活習慣に気を付けて、中から美しくなるべきです。
なぜなら表面の肌は、血液、内臓の状態が外に現れた結果だからです。
確かに界面活性剤の力で強制的に水分を細胞に入れれば、一時的には肌はしっとり、もっちりのプルンプルンになります。
しかし、肌は自分で水分を保持する力が弱まり、ますます乾燥しやすくなります。
その結果、お客さんは、美容液を使う頻度は増える、より効果の高い(=細胞に与えるダメージの多い)高額な美容液を買うようになります。
そしていつしか高額な美容液なくしてはいられない依存肌になり、美容液がないと不安になるという精神的な依存まで引き起こします。
こうして美容メーカーにとっては、原価率数%の高額美容液を喜んで買ってくれるヘビーユーザー、ありがたい生涯リピーター顧客が誕生することになるのです。
あとこれは管理人の偏見に基づく勝手な印象なので話半分で聞き流して欲しいのですが、管理人の周りで個人でエステや美容業をしている女性はお金儲けよりも、本当に顧客のことを考えている方が多いです。
その一方で管理人には、そういった個人エステティシャンやエステに新たな新商品や最新技術を紹介し技術指導をする会社の役員の知人もいます。
そういう知人は、直接顧客に対して接客して信頼関係を築くわけではないので、顧客の立場に立って本当に良い商品を紹介するというよりも、利益率が高く、儲かる商品を優先して紹介するビジネス思考に偏っていることが多いです。
どういうことかと言いますと、管理人がお酒の場でガチトークをすると、その知人は、
「本当に肌に良いのは何もしないこと」
と本音では思っていると言います。
そして続けて
「でも、世の中にはお金を出して自分の不摂生の罪悪感を消したい人もいる。一時的とは言え効果が出るわけだから騙しているわけではないし、それを望む顧客がいるわけだからビジネスとして成立する。」
という理屈を話します。
商品の値段の高さや原価率についてツッこむと、
「人間は値段が高くないとありがたみも価値を感じない。それにステータスが高い人は高い商品を望む。ブランド商品と同じ。」
と返してきます。
ただ心のどこかで良心が引っかかるのか、
「自分の仕事は夢を売る仕事」
と最後は水商売のホストのようなことも言います。
管理人はこの話を聞きながら、自分や家族には風邪をひいても処方しないのに患者にはバンバン薬を処方し、抗生物質を投与する医者のことが頭に浮かびました。
「だって医療ガイドラインではそうなっているから、患者が薬を欲しがっているから」
と言われればその医師を責められないかもしれません。
また管理人は上述の美容会社役員の知人を責めたり批判するつもりもありません。
ただ管理人の想いとしては、理想論かもしれませんが、皆が自分の良心に従って仕事をして欲しいと思います。
そしてお客さんを自分の家族や大事な友達と同じように考え、大事にして欲しいと思います。
さらに人間表層心理は理論的に説得したり、自分を正当化することができますが、それが良心の声に反している場合、潜在意識では心から納得していないため、心が疲弊したりうつを発症したりします。
そのため仕事や利益が大事なのは分かりますが、自分の心や自分自身も大事にして欲しいと思います。
自分に合うスキンケア商品がないと悩むアトピー患者さんはまずは体内毒素を減らす
界面活性剤入りの美容液、スキンケア商品は肌に悪いだけではありません。
細胞に直接注入された化学物質を解毒代謝する肝臓さんにも負担がかかります。
スキンケアはほぼ毎日する人が多いので、肝臓さんには毎日負担がかかり、疲弊していきます。
すると毒素分解能力が衰えますので、アレルギー症状が出たり、病気になりやすく治りにくい体になってしまうのです。
特にアトピー患者さんは既に体内に蓄積された毒素が肝臓さんの処理能力を上回ってしまっている状態です。
そのため一度発症すると、食べ物に敏感に反応するだけでなく、こういった肌につけるスキンケア商品、美容液、化粧品にも敏感に反応して赤くなったり痒くなったりするのです。
アトピー患者さんが自分に合う商品を探すのが難しいのもそれが原因です。
もちろんアトピー患者さんがキレイな肌に憧れる気持ちは分かります。
管理人は男性でも自分の肌に強いコンプレックスを感じ、自分が写った写真を見て、赤く炎症した箇所やアトピー皺が見えると正直フォトショップで修正加工したくなりました。
皺を手で引っ張って伸ばそうとしたり、誤ったマッサージ法などで悪化してガーンと落ち込んだこともあります。
アトピービジネスにまんまと引っかかり、というよりは藁をもつかむ思いで高額美容クリームを試したこともあります。
実際けっこう試しましたが、本当に効果があるものはありませんでした。
今ならそんなすぐ広告のような効果が表れたら、それは危険な成分が含まれているか、ステロイドと同じようにリバウンドが起こるためかえって危険だということが分かりますので、合わなくて良かったと思えます。
ただ、当時は心の中で期待していた分ガッカリしましたし、広告にも腹が立ちました。
また1回試してそのままの商品を見て、なんでこんなの買ってしまったんだとブルーになり後悔もしました。
ということで、管理人自身過去、短期的な効果を宣伝する高額美容液、スキンケア商品を色々試してきましたが、今はそういった商品では本当に望む結果は得られないと考えています。
焦る気持ちは分かりますが、まずは体内の蓄積毒素の量を減らすことを最優先にするべきです。
体内の蓄積毒素が減り、日常体の中に入ってくる毒が肝臓さん、腎臓さんの解毒能力以内であれば、口から体内に入る食べ物であれ、肌から体内に入る美容商品であれ、以前ほどひどいアレルギー反応は出なくなるはずです。(かと言って油断して毒素を溜める生活をしているとすぐにぶり返すことになるので注意が必要ですが^^;)
女性の方でもし化粧やメイクを楽しみたいという場合、まずは体内の蓄積毒素をしっかりと減らしてから、少しずつ自分に合った本当に良い物を探されると良いかもしれません。
なお当ブログを読んでくださっている読者の方なら大丈夫だと思いますが、名ばかりオーガニック化粧品や、天然成分配合、OO配合と宣伝する商品には気を付けてくださいね。
少なくとも使われている原材料のすべてを把握し、その一つ一つを検索して調べるぐらいのことはしておいた方が良いです。
あと最後管理人が自然療法の先生から教えていただいた肌につける物を見極める基準をシェアさせていただきます。
「本当に体に良いものであれば目薬であれクリームであれ子供が口にいれて食べても大丈夫なはず。もし食べると危険というのであれば、それは肌にもつけるべきではない。なぜなら肌につけたものは経皮吸収され体内(血液)に入ってしまうのだから。」
『9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方』藤澤重樹著 読書レビュー
(2015年5月初読時)
この著者は実際の医者で、ステロイドの危険性を説き、脱ステロイドを勧めています。
ここで私が思うのは、世の中、治療法にしても食事法にしても両極端に走る人が多いということです。
例えば、ずっと使い続けていたステロイドを、元の生活習慣は何も変えていないのにいきなり断ってしまうのもその一つです。
本書の著者は、
「アトピー性皮膚炎は時間の経過とともに自然治癒する」
というのを前提にしています。
確かに全ての病は寝ることによって自然治癒力を働かせることによって治ります。
しかし、著者の
「(脳の誤作動による免疫疾患とも言えるアトピーも、痒みに絶え、苦しみ続けることにより)体内で誤作動が認識され自己修復機能のスイッチがオンに切り替わり、修正プログラムが起動します」
という考え方はとんでもなくリスクが高いです。
しかも、その患者さんが、
乳幼児なのか大人なのか?
また重症度や体質は?
生活環境は?
何が最も強い原因になってるか?
などを問診、診察で見極め、その人に必要な具体的生活習慣改善案を示した上での指示ならまだ分かります。
ただこういったリスクの高いことを一般書籍で書くのはアトピー患者のことを考えておらず無責任とも感じられました。
いくら医者といえども言うことを何でも鵜呑みにするのは危険です。
結局、自分の身を守るのは自分で、そのためには正しい知識と実践検証が必要になります。
何冊も本を読み、サイトで勉強すると、最大公約数的に誰もが共通して言っていることが分かってきます。
また、自分と近い体質や状況の人の、商品の売り込みのない体験談を参考にする、というのもリスクの少ない方法です。
今の世の中、あまりにも売り込みが多すぎます。
医療の世界でも、薬の副作用を抑えるために、また薬を処方というように。
何かを購入したり、試したりする時には、最低限、カラダに悪いもの、最大公約数的に悪いと言われている原因を取り除いた上で、購入したり試したりすべきです。
最大の原因(自分の不摂生、不健康な生活習慣)と正面から向き合い、それをやめるのが大変だからと言って、安易にそれ以外の方法に逃げるのはよくないです。
特に今の広告はそういった、人の潜在意識にある罪悪感を突くことにより、高額商品を買わせようとしている傾向すらあります。
これを買っているから、これを使っているから、と自分を誤魔化し、不健康な生活習慣は続けるのは問題から目をそむけているだけです。
このことは、私自身、身をもって体験してます。
かつての、早食い、大食い、添加物、保存料、化学調味料いっぱいのコンビニ食品、インスタント食品、加工食品の摂り過ぎ、タバコ、運動不足、睡眠不足、仕事や人間関係におけるストレス環境。
何かのサプリ、美容液、薬など、何かを追加する前に、上記のどれかを辞めた方がはるかに効果があります。
しかし、「何かを辞めること」というのは物が売れず利益が上がりません。
ですので、医療メーカー、製薬会社、病院、医師、でそういった本当に大事なアドバイスや真実を言ってくれる人は少ないです。
だって売上にも利益にもつながらないのですから。
私は全ての薬を否定してはいないです。
世の中には有用で必要な薬もたくさんあります。
ただ、自分にとって何が有用なのか、何をどれぐらい摂取したら良いのか、リターンとリスク、これらは自分自身でも勉強して最低限の知識を持った方が良いです。
医者も、正しい知識を持った人には、ただの標準ガイドラインに沿った治療ではなく、それなりの対応をしてくれるはずです。
もしそうでないのであれば担当医師や病院を変えれば良いですし、自然療法や自分で治療するのも選択肢となります。
私の周りにいる人には是非、正しい知識を得て、広告宣伝に踊らされることなく、健康で幸せな人生を歩んでいただきたいと思います。
『9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方』ネタバレ読書中メモ一部
究極のアトピー治療はなにもしないこと
皮膚科医の間での格言「ボディーソープは皮膚科を豊かにする」
チベット人は月1回の入浴
タモリの10分入浴法
副交感神経優位でリンパ球が過剰に増えると、かえってアトピー体質になる
絶え間ない否定的な思考は、自律神経を不安定にし、血流障害や冷え性になる
ある人の体験談で効果があったと実感しているもの
よく運動する
なにも塗らない
お風呂は週1程度
石鹸を使いすぎず手で洗う
食事に気をつける
精神的に吹っ切れる
アトピーになる人には優しい人が多く、よく気がつき、自己犠牲的でまじめないい人という傾向がある
皮膚の再生を促す成長ホルモンは最初のノンレム睡眠の入眠から90分間に集中して分泌される
ノンレム睡眠は大脳が急速状態に入り、細胞の新陳代謝が高まり、自然治癒力アップと直結している
食品ごとのIgE抗体の値に神経質になりすぎない。体に急激な変化が起こる食品は確実に避けるべきだが、特に問題がない場合、アレルギー検査での陽性に捉われず食べたほうが耐性も得られ、結果IgE抗体の数値も下がる
皮膚の組織を修復、再生する栄養素は、ずばりたんぱく質
暑すぎない環境で10分程度の日光浴で症状が改善する
北海道稚内市豊富温泉は最もアトピー肌に良い温泉
アトピーに効く温泉はナトリウム塩化物泉
炭酸水素 メタケイ酸は美肌効果
メタホウ酸は皮膚の消毒効果
マグネシウムは炎症鎮痛効果
アトピーの脱ステを自分でやる場合に必要なこと
以上今回はアトピー脱ステロイド経験者として『9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方』のレビューだけでなく、管理人のアトピーに対する考え方やスキンケアについての見解を書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか。
アトピー患者さんだけでなく、肌のトラブルや皮膚疾患に悩む方すべての方にとって役立つ内容となっていれば良いなと思います。
なお記事内でも書きましたが、何の準備や知識もなくいきなりステロイドや薬を断つのはリスクが高いです。
信頼できる医師や自然療法士のもとでじょじょに薬を抜いた方が安全です。
もしそれでも脱ステロイドを自分でやるという場合には、
一つの情報や治療法に固執せず、事前の幅広く本を読んだり、経験者の話を聞いて勉強しておく
先に食事、入浴法、運動、睡眠など生活習慣を改善し、それによって肌の状態が良くなるかを確認しておく
(もし痒みの強さと範囲、ステロイドを塗る頻度、効くステロイドの強さに変わりがなければその生活習慣をさらに改善させる必要有)
いざという時には駆け込める信頼のおける医師を先に探しておく
一進一退のため疑心暗鬼になったり、人と異なる症状や経過をたどり不安になるかもしれないので、いざという時に相談できる医師や経験者を探しておく
家族に事前に話し理解してもらい、協力してもらえるようにする
(食事メニュー、洗濯、掃除など家族の理解は必要不可欠です)
社会人であれば事前に職場にも話して理解を求め、いざという時に仕事を休める環境を整えるか、休職、退職してから治療に専念する
リバウンドは波のように良くなったり悪くなったりを繰り返し少しづつ良くなるので、長期戦で焦らず取り組む
(今までステロイドを使ってきた期間と同じぐらいの時間がかかると思っているぐらい心に余裕がある方が良い)
以上のように事前準備と環境作りを万全にした後、覚悟を持って取り組むようにしてください。
ただ本当に無理は禁物ですよ。
あとまともに寝れなくなって、メンタル的に落ち込んで無気力になったり、うつっぽくなったりする可能性もあるため、
事前に好きな漫画、ゲーム、CD、DVDなど気を紛らわすことのできるものを用意する
のも良いと思います。
実際、管理人はリバウンド症状が一番ひどかった時には、眠くて疲労困憊なのに1時間以上眠れず、ゲームをするのも、思考するのも大変な状態だったため、ストレスが溜まらず、頭を使わずボーっと見れて、時に笑えるような昔のアニメを見ながら何とかしのいでいたこともあります^^;
ちなみにその時見ていたアニメは、、、ってアニメの話はいらないですね(笑)
あとアトピーで悩んでいる方は真面目な方が多いと思うので、追加アドバイスですが、仕事を休んでいることや、遊んでいることに罪悪感を持ったりせず、今まで勉強や仕事でできなかった好きなことを自由にする時間と気持ちを切り替えると良いと思います^^
もしかしたらそれが転機となり、自分の本当の幸せ、価値観、人生が見つかる可能性もあります。
それでは、今回も少し長くなりましたが最後まで読んでくださりありがとうございます。
ここまで読んでくださったあなたの肌が健康でキレイになることを心より願っております^^