いぼ痔と精力減退、勃起力低下の関係
※2021年2月追記
管理人は今現在でも痔の出血や痛みからは解放されており、病院に行くこともなく、薬も一切使っていません。
またこの記事で紹介したアロマオイルも使っておらず、電子書籍で紹介されている体操もしていません。
先に痔の自然治癒について補足させていただくと、伸びて余った直腸の皮(静脈叢)は戻っていません。
女性読者の方には分かりづらく申し訳ない例えですが、包茎の皮余りみたいなものです。
そのため下痢になったり強く息み続けると、その余った皮は肛門の外に出てきたりします。
ただ出血や痛みはなく、肛門の外に皮が飛び出たとしてもすぐに戻すことができます。
このような状態を痔の自然治癒としています。
より正確に表現すると、「治療を必要とせず予防ケアのみで寛解を維持している状態」になると思います。
そして、実際の痔の予防ケアも極めて簡単で、ポイントは以下の4つです。
1.ココナッツオイルを排便前(管理人は今でもコーヒーエネマを毎日継続してますのでその前)に塗ること。そうすることで排便後に肛門が飛び出したとしても肛門への負担を抑えながらニュルっと簡単に戻せるようになります。
2.排便時は息まず、肛門をキュッキュと締めるようにして腸に刺激を与えて排便を促す
3.下痢を予防(短時間に連続した排便、しかも水っぽい便が勢いよく出る状態は肛門にかなりのダメージを与えます)
4.オナラを思いっきりブッこかない(特に短時間に繰り返し大きなオナラを繰り返す状態も肛門に負担をかけます)
なおココナッツオイルも色々な商品を試しましたが、現在使っており、今後も使用していく予定なのはこちらの『生活科学研究会のナチュレオ』です。
余談ですが料理の油もこのナチュレオを使っています。(ココナッツオイル独特の臭いも気にならず和洋中全ての料理に使っています。)
↓
ということで、
「痔に限らず、病気も怪我も故障もすべて予防が重要」
「予防は治療に勝る(治療より予防)」
という、ごくごく当たり前なことをこの数年間、本当に身をもって痛感しています。
追記以上
今回の記事では痔をテーマに
痔と精力減退、勃起力低下の関係
痔の手術(結紮切除術、結さつ療法、ジオン硬化療法)
ステロイド入り痔の薬の副作用
痔の根治
痔に効果のあるアロマオイル
についてお伝えします。
いぼ痔になり精力減退、勃起力低下を体感(涙)
人に言うのが恥ずかしい病気のひとつに痔があります。
しかし、痔は今や世界的な生活習慣病で多くの人が悩んでいます。
日本では、
「症状がでない人を含めると2人に1人は痔持ちで、3人に1人は痔で悩んでいる」
と言われるぐらい、実はとても身近な病気だったのです。
管理人も小学生の頃からいぼ痔で高校生の頃に結さつ療法という初めての手術を受けました。
その後、社会人になってからも再発を繰り返し、何度も『結さつ療法』を受けました。
また、当時新しかった切らずに治す『ジオン硬化療法』も受けました。
そして、管理人はいぼ痔の痛みだけでなく、いぼ痔による精力減退にも悩まされていました。
主治医には
「痔と精力、勃起力に因果関係はない」
と言われました。
しかし、管理人自身の体験では間違いなく因果関係があると感じています。
いぼ痔(内痔核)が肛門から飛び出していると痛いですし、違和感を感じますので、そもそも性欲が高まりません。
それに痛みは交感神経を優位にしますので、勃起力も低下させます。
なぜなら、勃起は副交感神経が優位でリラックスした状態でないとおきないからです。
それに、肛門内が内出血して腫れているので血液も海綿体に集まりづらく感じます。
痔と前立腺の関係
また、これは違うと否定されるかもしれませんが、管理人が思っていることがあります。
それは、
「肛門から指を入れて直腸近くの前立腺を刺激するといつもよりギンギンに勃起するということは、逆に、痔ができる場所によっては勃起力低下につながったとして不思議ではない」
ということです。
イメージしやすくするために下記の画像を貼り付けます。
直腸近くの前立腺
(画像はAstellas pharmaさんから引用)
痔とPC筋の関係
さらに、勃起力を高める方法にPC筋のトレーニングがありますが、いぼ痔ですと、うまくできません。
なぜなら、PC筋とは骨盤底筋(Pubo Coccygeus muscle)という排泄をうまくコントロールする筋肉で、尿道と肛門を締める役割を果たしていますが、いぼ痔が出ている状態では肛門を締められないからです。
PC筋
(画像はNaverまとめより引用)
上記の図を見ていただいても分かりますが、PC筋と括約筋は同じ直腸にあります。
そのため、いぼ痔がPC筋に悪影響を与え、勃起力、持続力の低下を引き起こす可能性についても否定できないはずです。
少なくとも、管理人自身の経験では、いぼ痔が悪化している時は、性欲低下、精力減退、勃起力低下、持続力低下とさんざんな状態でした。
そのため、この記事を読んでいただいている皆様には、いぼ痔や痔で悩んだりすることのないよう、その治療法や根治についてお伝えしていきます。
痔の原因と悪化要因
痔の治療についてお伝えする前に、痔を悪化させる要因について、先にお伝えします。
痔を悪化させる要因
- 飲酒(血管拡張炎症誘引)
- 辛い刺激物を食べる(血管拡張炎症誘引)
- 運動による肉体疲労(免疫力低下)
- ストレス(免疫力低下)
- 長時間座り続ける(血液循環悪化)
- お尻の冷え(血液循環悪化)
- 便秘と下痢の繰り返し(粘膜傷つけ細菌感染)
- 排便時にいきみすぎる(粘膜傷つけ細菌感染)
痔は肛門周辺に起こる炎症が原因で引き起こされますし、またこの炎症が痔を悪化させる要因となります。
また、人間は免疫力が高いと炎症の発生を抑えますし、細菌の感染を防いでくれます。
しかし、ストレスや肉体疲労が重なると免疫力は落ちてしまいます。
実際、管理人も風邪を引いたり、体力が落ちている時は痔が悪化していましたので、このことは身にしみて痛感しています。
そして、長時間同じ姿勢で座り続けたり、冬に冷えたりし、肛門周りの血液の循環が滞ると痛みが増すことも痛感しています。
痔持ちの方は、
「お風呂に入り、肛門周辺を温めるように」
と医師から言われますが、実際温まると痛みが和らぎます。
人間は血液の循環により各細胞に栄養素を届け老廃物を排出します。
そのため、血液の循環が悪くなると病気の原因になりますし、病気の方は治りが遅くなります。
逆に、血液の循環が良くなると病気の治りも早くなりますし、免疫力も高まります。
なお、管理人は
【血液の循環を良くする最善の方法は温冷浴】
であると実感しております。
温冷浴はお金もかからず、すぐに始めることができます。
をご覧いただき、是非実践していただきたいと思います。
最後、便秘と下痢の繰り返しについてですが、これは
【便秘と下痢はエネマ(腸内洗浄)ですぐ改善】
できます。
エネマ(腸内洗浄)について詳しくは
をご覧ください。
痔の人はウォシュレットに注意
さて、ここまで、痔の原因となったり悪化させる要因とその改善についてお伝えしてきました。
ただ、管理人自身盲点で当時気づいていなかったことがあります。
それはウォシュレットのデメリットについてです。
よく痔は幹部を清潔にすることが大事と言われますし、ウォシュレットを推奨する医師もいます。
しかし、実は以下の2つの理由によりウォシュレットは痔を悪化させます。
1.ウォシュレットの水が塩素まみれ
2.ウォシュレットの水流が粘膜の常在菌も洗い流してしまう
家の中全体を浄水できる数十万円の屋外型浄水器を設置している場合を除き、ウォシュレットで使われる水は塩素まみれの水道水です。
塩素が肌や髪にダメージを与えることはご存知だと思いますが、塩素は肛門などの粘膜、傷口にも確実にダメージを与え、治癒を遅らせます。
また、肛門粘膜には、ばい菌や細菌から守ってくれる常在菌もいます。
しかし、ウォシュレットの強い水流はこの常在菌まで全て洗い流してしまいます。
しかも洗い流された常在菌のバリアは元に戻るのに時間がかかり、その間、ばい菌や細菌に対して無防備になります。
完全な無菌室に住んでいるのでない限り、
【菌は排除するのでなく共存しよう】
という考え方が大事です。
なお、
「ウォシュレットの水流は、患部周辺をマッサージして血流を良くするので良いのでは?」
という方もいらっしゃると思いますが、そのリターンよりリスクの方が大きいです。
もしどうしても、ウォシュレットを使うのでしたら弱い水流でほんの少し洗う程度にとどめることをお勧めします。
痔の手術(結紮切除術、結さつ療法、ジオン硬化療法)
今度は、痔の塗り薬や軟膏だけでは治らない場合の一般的な痔の治療法についてお伝えしていきます。
痔の根治手術 結紮切除術(けっさつせつじょじゅつ)
いぼ痔は肛門部の腫れで、正確には痔核と言います。
『結紮切除術』では、この痔核を肛門の壁から切除することにより脱出症状を完全になくします。
そのため、痔核の根治手術として最も一般的で、最も多く行われています。
『結紮切除術』のメリット
- 全ての痔核のタイプ(内痔核・内外痔核・外痔核など)に対応可能
- Ⅰ度からⅣ度まですべての進行度に対応可能
- 肛門に対して縦にメスを入れるため、手術後、肛門が狭くならない
- 術後数時間で歩くことができ、食事はその日から、入浴は2日目から可能
管理人は、
・痔は手術して一旦は根治しても、別のいぼ痔が再発すること
・メスで切り取ることにより術後肛門がつっぱるリスク
・数日間の入院が必要なこと
などのデメリットからこの手術は受けませんでした。
痔の日帰り手術 結さつ療法とは
『結さつ療法』は、特殊な輪ゴムでいぼ痔の痔核の根元を縛ることにより、痔核を壊死させて落とすことを目的とした手術で30年以上の歴史があります。
『結さつ療法』
(画像は古畑病院様より引用)
根元を縛られた痔核は、1~2週間ほどで壊死して脱落し輪ゴムと一緒に便に混じり排泄されます。
『結さつ療法』のメリット
・手術時間が15~30分と短いこと
・前後の入院が不要で、日帰りでできること
・術後すぐに日常生活や仕事に復帰できること
管理人はメリットを考え、この手術を選択し、実際数回受けております。
病院のサイトによっては、
「内痔核には神経がないので痛みがなく、出血もありません」
と書かれていますが、実際にはジンジンとした鈍い痛みがあり、痛み止めを服用していました。
この『結さつ療法』は複数個所同時に縛ることもあり、縛る箇所が増えると痛みの強さも、痛みが続く期間の長さも比例していました。
痛みは、短かければ5日、長いと10日ほど続きます。
しかし、痛み止めを飲み、座薬と軟膏をしていればなんとか仕事もできるレベルです。
ただ、手術後いきなり立ち仕事、運動や肉体労働をすると痛みが増し、熱が上がって額に脂汗がにじむことになります。
管理人は職場の人に、自分が痔であると知られたくないため風邪を理由に仕事を休んで手術を受け、額の脂汗は熱のせいとごまかしていました。^^;
切らずに治す痔の治療法 ジオン(ALTA)硬化療法とは
『ジオン硬化療法』は、結紮切除術や結さつ療法よりも新しい治療法です。
対象となる痔は、脱出を伴う内痔核と限られますが、痔核を硬化縮小させる注射をすることにより切らずに治すことのできる治療法です。
ジオン硬化療法について説明した分かりやすい画像がありますので以下に貼ります。
少し補足しますと、ジオンとは注射する薬物の名前で、その有効成分は
硫酸アルミニウムカリウム水和物タンニン酸(ALTA)
です。
このジオンを一つの痔核に対して4箇所注射(四段階注射法)することにより、血管を収縮させ止血すると同時に、痔核を縮小させ、1ヵ月後には硬化・退縮させます。
『ジオン硬化療法』のメリット
・結紮切除術のようにメスで切らなくても良い
・「結さつ療法」のように鈍い痛みが続かない
・手術日は念のため入院しますが翌日には退院
・手術とほぼ同等の効果(脱出の95%、出血の94%に効果)
管理人が最後に受けた治療がこのジオン硬化療法です。
1日の入院は必要ですが、術後の痛みも考えると一番負担が少ないです。
もし、自分の痔核がジオン硬化療法の対象で、結さつ療法かどちらか選べるとしたら、管理人はジオン硬化療法を選びます。
そして、ジオン硬化療法が効かなかったら次は結さつ療法を選び、メスを使う結紮切除術は最後の選択肢にします。
ただ、痔の手術は、上記のどれを選ぶにしろ、よほど悪化していて、毎回出血が続くという状態の時の最終手段と考えています。
もし、脱出したいぼ痔を指で押し戻すことができ、出血もたまに、というぐらいでしたら自然治癒の可能性も十分にあります。
また、痔は生活習慣病ですので、例え手術で一旦は治したとしても、痔の原因となる悪習慣を続けていれば、また別の場所で再発します。
そのため、上述の痔の原因となる要因を可能な限り避けていただくとともに、このあとお伝えする痔の根治に向けての自然療法も是非取り入れていただきたいと思います。
ステロイド入り痔の薬の副作用
痔の軟膏(塗り薬)や座薬にはステロイド入りのものとステロイドが一切入っていないものがあります。
肛門科に行く頃には、すでに痔がけっこう悪化しているということもあり、病院で処方される薬は、炎症を抑える効果の強いステロイド入りであることが多いです。
実際、管理人は、上記写真にあるネリザ坐剤と強力ポステリザン軟膏を処方され20年近く使い続けていました。
どちらもステロイド入りの痔の薬です。
当時はステロイドの恐ろしさを知らず使っていました。
そもそも医者から処方された薬について自ら調べ勉強するという習慣もなかったのです。^^:
もし今現在常用している薬がありましたら簡単なネット検索だけでも自らしていただくことを強くお勧めします。
さて、それぞれの薬を簡単に説明します。
ネリザ坐剤
ネリザ坐剤主成分
ネリザ坐剤の主成分は
ジフルコルトロン吉草酸エステル
リドカイン
です。
ジフルコルトロン吉草酸エステルのステロイド外用薬の強さランクでは、5段階のうち上から2番目である
2群 VS very strong(かなり強力)
のステロイドです。
リドカインは、世界中で最も広く使われている局所麻酔薬です。
ネリザ坐剤副作用
- そう痒(かゆみ)
- 鼓腸放屁(お腹が張っておならが出る)
- 刺激感
- 発疹
- 下痢
- 悪心
- 眠気
- 頭痛
- 微熱
- ほてり
強力ポステリザン軟膏
強力ポステリザン軟膏主成分
強力ポステリザン軟膏主成分は
大腸菌死菌浮遊液
ヒドロコルチゾン
の2つです。
大腸菌死菌浮遊液は、死んだ大腸菌のことで、ワクチン的な働きをすると言います。
つまり、死んだ大腸菌は、免疫細胞である白血球を呼び寄せますので感染症を防ぐことを目的としています。
また肉芽形成を促し、傷の治癒を促進することができます。
ヒドロコルチゾンのステロイド外用薬の強さランクでは、5段階のうち最も弱い5番目である
5群 W weak (弱い)
のステロイドです。
強力ポステリザン軟膏副作用
- 掻痒感(かゆみ)
- 便意
- 不快感
- まぶしい
- 激しい眼痛
- 視力低下
- 緑内障
強力ポステリザン軟膏の効果は疑問
強力ポステリザン軟膏の効果は、
「プラシーボ効果と大差がない」
という研究もあり、ドイツでは、もう何年も前から使われていません。
ステロイド入り痔の薬を20年使い続けた結果
管理人は、かつては医者から処方された薬を自分で調べることもせず、言われるがまま使っていました。
そもそも痔の軟膏や座薬にステロイドが入っていることを知ったのも、その薬を使わなくなった後でした。
ステロイドは強ければ強いほど効果も高いのですが、その分副作用も強く、ずっと使い続けるものではありません。
管理人は当時アトピー性皮膚炎の塗り薬としてもステロイドを使ってましたので、今までかなりの量のステロイドが蓄積されていることになります。
人間の体は不要なものは体外に排出するようできていますので、今度は体内に蓄積され酸化したステロイドが原因の皮膚炎を発症することになります。
蓄積ステロイドは、便や尿からではなく、皮膚炎を伴って、皮膚自体を代謝することでしか排出できません。
つまりステロイドを使わなくなった後、リバウンドは不可避、というよりもリバウンドをすることでしか排出できないのだと思います。
強力ポステリザン軟膏もネリザ坐剤もステロイドが含まれ強力な効果を持つといっても、それは根治療法ではなくあくまで対処療法です。
元の痔の原因となる生活習慣を改めない限り、痔は根治することなく再発を続けます。
管理人は自分の食生活の不摂生を棚に上げ、痔の再発を恐れて、ちょっと肛門が脱出しただけでも薬を使っていました。
それは完全な薬への精神依存でした。
薬を使わなければ悪化して、また手術しなければならなくなるという不安と恐怖にも縛られていました。
ステロイド外用薬の共通の怖さとしては、使い続けることでだんだん効かなくなり、じょじょに強いものにエスカレートし、使う量も増えていくことです。
実際、強力ポステリザン軟膏もネリザ坐剤も使い続けてたことにより、炎症を抑える力はどんどん弱まっていきました。
今振り返ってみると、
「もっと早く食生活や生活習慣を変えていれば良かった。」
「ステロイドが入ったものは使い続けなければ良かった。」
と心の底から思います。
対処療法で一時しのぎを続けた結果は必ず自分に降りかかってきます。
また、その一時しのぎはいつかは効かなくなってきます。
そして、一時しのぎを続けた期間が長ければ長いほど、後で襲い掛かる悪夢のリバウンドは大きくなります。
これを読んでくださっている方には管理人と同じ後悔はしてほしくないと強く願っております。
痔の塗り薬と座薬の副作用が引き起こす予想外の被害
最後、痔の塗り薬と座薬についての注意点をお伝えしたいと思います。
ネリザ坐剤の副作用に
鼓腸放屁(お腹が張っておならが出る)
があることは書きました。
そして、この副作用がやっかいな理由は、
「おならとともに、溶けた座薬の油成分が肛門から出て、下着だけでなくズボンにまで浸透し油染みができる」
ことです。
しかも、生地の薄い夏用のグレー系のスーツの場合、ズボンのお尻の周辺にくっきりと油染みができてしまい、洗っても落ち切ることなく後で残ってしまうことがあります。
せっかくのお気に入りの下着やスーツに染みができないように、座薬をした後は、こっそりと生理用品を使うなど事前の対策をすることをお勧めします。
痔の根治は口から
さて、痔の根治、そして再発を防ぐためには、手術や薬など一時しのぎではなく、根本の原因である生活習慣を改める必要性があることをお伝えしてきました。
今度は痔の根治についてお伝えしていきます。
まず、
【痔にもっとも悪い習慣は便秘と下痢を繰り返すこと】
です。
特に便秘は、
【病気の8割の原因は便秘】
と言われるぐらい万病の本で体によくありません。
そして、その便秘を解消する一番効果的で早い方法は、エネマ(腸内洗浄)です。
エネマ(腸内洗浄)については、是非このブログの記事
をご覧ください。
また、もしどうしてもエネマ(腸内洗浄)に抵抗があるという場合は、
やそのエサとなる
『カイテキオリゴ』150g(約1ヵ月分)(旧商品名:北の大地の天然オリゴ糖) |
を便通が安定するまで摂取していただくことをお勧めします。
そして、便通を整えた後、今度は口のケアをすることをお勧めします。
これを聞くと、皆さん、
「えっ、なんで痔と口のケアが関係するの?」
と思われると思います。
ただ、人間の内臓を臓器別に分けているのは西洋医学の都合で、人間の体は全て繋がっています。
つまり、消化器の最後の出口が肛門であれば、最初の入口は口なのです。
余談ですが、口の中の菌はすぐに全身を巡ります。
最近の研究では、歯周病が糖尿病を悪化させるというデータも出ています。
つまり、ひとつながりの消化器官にとって口のケアをすることは、肛門をケアすることにもなるのです。
それでは、どのように口をケアしたら良いのかについて簡単にお伝えします。
口のケア
- 歯磨き
- フロス
- 舌磨き
- オイルプル
上記のそれぞれについての詳細は、また改めて別の記事にしてお伝えします。
今回は、痔の根治には、肛門ばかりにフォーカスするのではなく、大腸や口など消化器全体をケアする必要があるという意識を持っていただけたのでしたら、それで十分です。
痔に効果のあるアロマオイル
痔に効くアロマオイル調合レシピ
それでは、最後に、管理人が実際に試して効果を感じた痔の自然療法についてお伝えします。
それはアロマオイルです。
アロマオイルの調合レシピについてはこちらの
という本が、症状別調合レシピも記載されていて役立ちます。
この本の著者である川端一永医師は自分のクリニックでアロマセラピーを取り入れており、この本の他にも何冊も本を書いています。
この本は2002年初版ですが、アロマセラピーについては新しい本が刊行されていないのが残念です。
とはいえ、アロマセラピーは決して廃れた効果のない治療法ではありません。
最近では、アルツハイマーや認知症にアロマセラピーが効果的だという研究が発表され、テレビでも放映されました。
アロマセラピーは自然療法ですので、西洋医学の処方薬のような劇的効果は望めませんが、それでも効果はあり、副作用もありません。
さて、前置きが長くなりましたが、痔に効果のあるアロマオイルのレシピをシェアします。
痔に効くアロマオイル調合レシピ
各アロマオイルの効果
肛門周辺の静脈の血液の循環を良くする。
肛門周辺の静脈の血液の循環を良くする。
浮腫を取る。
血液循環を良くする。
痔に効くアロマオイルの作り方
管理人はアロマオイルを調合する時はガラス瓶を使用します。
プラスチックのボトルですと溶けたり浸み出したりするからです。
ガラス瓶でも遮光性の瓶でしたら最適です。
管理人はAmazonで下記写真の
を購入し使用しています。
このガラス瓶に、植物オイル(キャリアオイル)を入れます。
キャリアオイルはグレープシード、月見草、ローズヒップなど色々ありますが、管理人は、全ての肌質に合うホホバオイルを使っています。
ホホバオイルはオーガニックで良質なものを選んでいただくと良いです。
管理人はいくつか試しましたが、まずはこちらの
をお勧めします。
iHerbなら118mlで1,211円とお値打ちです。
※iHerbのアカウント登録の仕方についてはこちらをご覧ください。
そして、アロマの精油(エッセンシャルオイル)ですが、上記のレシピに参考のためリンクを貼り付けております。
アロマ精油も多くのメーカーが出しており値段の差がありますので、レビューなどを参考にして選んでいただくと良いと思います。
なお、値段ではなく質を最優先する場合上記の本の中でも勧められているのがフランスのサノフロール社製の精油です。
管理人は海外からもアロマ精油を取り寄せて試しておりますが、極端に安い物を避け、レビューを参考にすれば、そこまで外れることはないと思います。
ただ、今回のレシピの中に比較的高価な精油『ヘリクリサム(イモーテル)』がありますが、元々が高価な精油が安売りされている場合はご注意ください。
希釈されていたり、偽物リスクがあります。
このアロマ精油は、通常ボトルから1滴づつ垂らすことができようになっています。
そして、容量が少ないものはスポイトが付属していますので、スポイトを使って垂らします。
アロマの精油は多ければ効果があるとは限らず、逆に刺激が強過ぎたりしますので、最初は分量を守って調合することをお勧めします。
また、アロマオイル調合後は、いきなり肛門のデリケートな粘膜につけるのではなく、肩や腕などに少しつけ一晩様子を見るパッチテストを事前にするようにしてください。
もし、このパッチテストで問題がなければ、肛門や脱出したいぼ痔に直接指で優しく塗っていただけば大丈夫です。
オイルですので、軟膏を塗った時と同じように、脱出したいぼ痔をツルッと無理なく中に押し戻すこともできます。
管理人はこの調合したアロマオイルをエネマ(腸内洗浄)の時に挿入するパイプの先にも塗布していますし、排便後、いぼ痔が脱出した際にも塗布して指で押し戻しています。
このアロマオイルを塗ると、腫れもひき、いぼ痔が脱出することもなくなってきます。
現在、病院の処方薬を使用している方にも是非試していただきたいと思います。
もし、このアロマオイルが体質に合えば、こちらに切り替えることにより、ステロイドによる副作用も心配もしなくてすみます。
Ⅳ度の重症の痔を手術せず自然治癒させた方法
なんと20年来のⅣ度(手術が適応なほど重症)の痔を薬も使わず手術もせず自分で治した現役整体師がいらっしゃいます。
その具体的な方法が書かれ、8年以上売れ続けている電子書籍がこちら
⇒『1日1分で痔から解放される!【痔獄からの解放】“全額返金保障付”』
です。
こちらの電子書籍の中で紹介されている一分でできる痔解消法はⅣ度の痔核も一日でかなり改善されたという方法です。
管理人も寝る前や朝起きた時に実践しています。
なおこちらの電子書籍の価格は一般的な電子書籍の価格より高いです。
なぜなら著者によるメールサポートを痔が治るまで無期限、無制限で受けていただける権利がついているからです。
痔になったり、痔の症状が悪化すると気持ち的に落ち込みますし、不安になります。
ネットで情報を見ても、知恵袋などでは結局医者に診てもらってください、という回答です。
また医師や病院など医療関係者が書いているサイトではそもそも自然治癒についての方法は書いておらず手術の説明ばかりです。
そんな時、実際に重度の痔を手術せず、薬も使わず自然治癒させ、数多くの痔で悩んだ患者さん達の相談に8年以上のってきた著者にメールで質問したり、相談できるのはかなり価値があると思います。
それに万が一自分の痔には効果がなかった、メールで相談しながら実践しても効果がなかったという場合は、全額の返金保証もついているので安心です。
詳しくは以下のバナーをクリックして内容をご確認ください。
なお上記バナーより進んでいただいて電子書籍をご購入いただいた方には、当ブログ管理人大山からも3か月間のメールサポートを特典としてお付けさせていただきます。
管理人は医師免許がないため診断に類するお答えはできませんが、自分自身の体験に基づき、健康アドバイスをさせていただきます。
実際管理人は各種健康法を実践するようになってから肛門科には一度も行っていませんので、セカンドオピニオン、サードオピニオンとしてご相談いただけるとありがたいです。
なお、本特典を受け取っていただくには、購入時にこちらの画面
が表示されていることをご確認の上ご購入ください。
もし表示されていない場合、特典はお受け取りいただけません。
ブラウザーのキャッシュをクリア(F5キーまたはCtrl+F5キー)で更新した後、再度上記バナーから進み、表示を確認してからご購入いただくようお願いします。
さて、今回痔をテーマに
痔と精力減退、勃起力低下の関係
痔の手術
ステロイド入り痔の薬の副作用
痔の根治
痔に効果のあるアロマオイル
についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。
痔は恥ずかしくて人に言えず、1人悩んでいる方も多いと思います。
また、痔が世界的な生活習慣病になった現代では、誰もが痔になるリスクがあります。
ただ、逆に言えば、生活習慣を改め、健康であれば痔になりません。
もし今現在既に痔で悩んでいる場合、今回の記事とともに、
『1日1分あることをするだけで痔を改善させる方法』
↓
http://www.infotop.jp/click.php?aid=275321&iid=31805&pfg=1
今回も最後まで読んでくださりありがとうございます。
この記事を読んでくださった方が不快な痔の悩みから生涯解放されることを心より願っております。