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舌磨きで口臭は改善、悪化、どちらなのか?
※2021年3月追記
この下磨きについては、少し試しただけですぐにやらなくなりました。(^^;)
その理由は、口臭で悩んでいる人に怒られるかもしれませんが、
「管理人はそもそも口臭で悩んでいなかった」
というものです。
少し補足しますと、病気や体の不快症状は、結局、体にとって不要なもの(毒素)や、必要なものであっても量が多すぎた時に現れると思います。
管理人は体質的にそれが肌に現れやすかった(肌で毒素を代謝)のでアトピーや肌のトラブルが多かったと思っています。
逆に毒素をため込むタイプの人は、実際に管理人のリアルの友達で何人かいますが、メタボや肥満傾向になり、その後肝臓数値が悪化して脂肪肝や肝臓のトラブルにつながるリスクがあります。
こういうため込むタイプの人はそれなりに健康で本人も自覚症状はないのですが、定期健診の数値は悪化していきますし、またため込んだ毒素が限界を超えた時にはガンなどの重病を発症するリスクがあります。
さて、臭いの話に戻りますが、個人的な体験やリアルの人間関係からの経験からは、口臭は本記事にもありますように舌と胃の状態が反映されることが多いと思っています。
また体臭は大腸の状態が反映されると思いますし、頭皮の臭いはシャンプーやリンスの経皮毒、脇の臭いもワキガとかでなければ制汗剤スプレーの経皮毒が原因になっていると思います。
そして全ての臭いに共通してキーワードとなるのは『常在菌さんの存在』です。
良い常在菌さんがたくさんいれば嫌な臭いも分解してくれるので、臭わなくなります。
そして、どんな常在菌さんが多いのかは、生まれ育った環境、食事などの生活習慣の影響が大きいと思います。
さらにぶっ飛んだことを言えば、人間の思考も同種の法則で寄ってくる菌の種類に影響を及ぼしている可能性があります。
あるスピリチュアル世界に精通し神界や地獄界もリーディングできる人の話では、神界は良い匂いがして、地獄はメタンガスのような悪臭が漂うと言います。
神界や地獄界にも菌さん(またはそれに類するもの)が存在して何らかの働きをしているのかどうかは興味深いテーマですが、それはさておき、ポジティブな思考の人には良い菌さんが、ネガティブな思考の人にはそれに合った菌さんが寄ってくることで常在菌のバランスに影響を与え、それがその人の発する臭いにも影響を与えているような気がします。
これは勝手な個人的な偏見ですが、思いやりの心が勝る善タイプの人に臭いのトラブルは少ないと思いますし、逆に我良しのエゴが強くて欲望が強い人は何らかの臭いトラブルが出やすいような気がします。
まぁ、これもそんなにスピリチュアルな話ではなく、ただ単に、
「欲望の強い人は生活も不摂生になるから」
「思いやりの心がある人は自らの体も思いやり労わるような生活をするから」
というのが実際の理由かもしれませんが。(^^;)
追記以上
前回の記事、「口臭や加齢臭も消すオイルプリングの驚きの効果」の予告で、オイルプリングと併用することで相乗効果のある健康法についてご紹介しますと書きました。
その健康法とは口臭改善を目的に行われている『舌磨き』のことです。
ただ舌磨きをサイトで調べてみると、
「舌磨きで口臭が改善した。」
という意見と
「舌磨きで口臭が悪化した。」
と正反対の意見が見られます。
果たしてどちらが正しいのでしょうか?
今回は、正しくやれば口臭除去、細菌除去につながりますが、誤ったやり方ですと、逆に口内の細菌が大繁殖して、口臭がヘドロが腐ったドブ川のような臭いになってしまう
舌磨きの正しいやり方
についてお伝えします。
口臭の原因
口臭の原因について、いきなり核心を突いたことをお伝えします。
もし原因などに興味がなく、それよりも早くなんとかしたいという方は、ここは読み飛ばして、次の舌磨きの正しいやり方を読んでいただいても大丈夫です。
その核心とは、口臭の原因の6割は唾液が減り舌苔が増えることで、残りの4割は胃腸に問題があり舌苔が増えることです。
つまり口臭の原因は『舌苔』であると言えます。
舌苔は「ぜったい」と呼び、舌表面についた白っぽいこけのようなものです。
(画像は中医臨床のための舌診と脈診より引用)
舌苔の実体は、食べ物の残りカスや口腔粘膜が細菌によって分解されたもので、歯石と同じく細菌の温床になります。
唾液が減ると舌苔が増える
唾液は、
- 食べ物を消化
- 食べ物の残りカスの洗い流し
- 口内細菌の増殖の防止
の役割があり、口臭の原因である舌苔もキレイにしてくれます。
しかし、緊張やストレスなどで唾液が減りドライマウス(口腔乾燥症)になりますと、唾液の消化力も抗菌力も落ちます。
すると舌苔が増え、さらに細菌の働きで発酵して不快な腐敗臭を放つようになります。
この対策としては、コーヒーなど利尿作用のある飲料を避け、水を飲み唾液を増やすことです。
胃腸に問題があると舌苔が増える
胃潰瘍、びらん性胃炎、十二指腸潰瘍など胃腸になんらかの問題があると舌苔が増えます。
『これでもう大丈夫!お口のニオイ だれも教えてくれない口臭を退治する77の知恵』著者の内田安信医師によると、
普通の方の舌苔付着率
4861人中82人(1.69%)
なのに対し、
消化管疾患患者の舌苔付着率
325人中173人(53.8%)
と胃腸に問題がある方は2人に1人は舌苔が付着していることが分かります。
つまり、いくらお口のケアを完璧にしても口臭がなくならないと悩んでいる方は、胃腸のケアが必要であることが分かります。
舌苔を除去する舌磨きの正しいやり方
それでは、口臭の原因となる舌苔を最も効率よく取り除いてくれる舌磨きの正しいやり方について、質問に回答する形式でお伝えしていきます。
何で舌磨きしたら良いのか?
トップ画像の女性が使っているような舌磨き専用ツールもありますが、管理人は上記写真のような先が平らなスプーンを使っています。
よく歯ブラシでゴシゴシと舌磨きをする方がいますが、デリケートな舌の表面を傷つけ細菌に感染しやすくなったり、味覚センサーを痛める原因となりますのでご注意ください。
いつ舌磨きした良いのか?
口内の細菌は朝の寝起きが一番多いため、舌磨きは朝の朝食前にするのが良いです。
管理人は、ごま油によるオイルプリングをした後、お湯で口をすすいだ後、すぐに舌磨きをするようにします。
するとオイルによって引き出された細菌もしっかりと排出できるため相乗効果があります。
それに舌の表面に油分が残っているため、舌磨きの際、それがローションの役目を果たし、舌に傷が付くのを防いでくれる効果もあります。
どのぐらい舌磨きしたら良いのか?
舌磨きは1日1回、1回あたり3~10回こすったら十分です。
それ以上こすると、
舌乳頭
(画像はグリコさんより引用)
が傷つき、舌に唾液がとどまってくれず、舌が乾燥します。
舌が乾燥していると唾液による抗菌力が落ち、細菌が増え、口臭が悪化することになります。
つまり冒頭でお伝えした舌磨きで口臭が悪化した方は、舌磨きのやりすぎが原因の可能性が高いです。
以上、オイルプリングの後にすると相乗効果があり、口臭の原因となる舌苔を簡単に取り除くことができる舌磨きについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
胃腸などに問題がない方は、歯石(プラーク)を取り除いた後、ごま油のオイルプリングと正しい舌磨きによって口臭がかなり改善されているはずです。