目次
髪に悩む人は必読!『シャンプーをやめると髪が増える』
※2021年4月追記
管理人は2020年まで5年ほどは月一の美容院以外はほぼ完全に脱シャンプー、脱リンス、脱トリートメントを実践していました。
しかし現在では月に数回はシャンプーとトリートメントをしています。
それは管理人が縮毛矯正のストレートをかけており、シャンプーとトリートメントがないとどうしても痛むことを痛感したからです。
先に使っているブランドをお伝えしますと、この記事でも紹介しているドクターサイエンスのオーガニックフォームシャンプーとあとはBadens(バーデンス)のシャンプーやCota(コタ)のトリートメントを使っています。(もう少し肌に優しいマイルドなものもありますが、今度は洗浄力不足の問題が出てきたりします。(^^;))
もしカラーやパーマをしない完全なバージンヘアーであれば脱シャンプーで全く問題ないですし、それがベストだと思っています。
しかし、人工的、化学的な処理をした髪は強度が失われ脆弱になり、ダメージを受けやすくなります。
一時期管理人は炭酸泉があり潜っても良い温泉施設があったので1年以上通っていたのですが、炭酸泉の効果を感じるよりも塩素の影響で髪がボロボロに傷み枝毛や切れ毛になるのを経験しました。(涙)
オシャレと健康との両立はなかなか難しく悩ましい問題です。(^^;)
なお、もしアトピーの脱ステ中であれば管理人はシャンプー、リンス、トリートメントなど一切のヘアケア用品の使用はお勧めしません。
よくアトピーの方にもお勧めという宣伝文句がありますが、そもそもアトピーは炎症を起こしている状態なので水道水の塩素すらダメージがあります。
あらゆる化学物質は避けるにこしたことはないのです。
ただ繰り返しになりますが、どうするのかについては本当にオシャレとの兼ね合いもあり悩まれると思います。
特に、女性の方でアトピーの方、人に接する仕事をされている方は本当に大変だと思います。
そんな大変な思いをされている方々に、当ブログの記事が少しでも役に立てば良いなぁ、と思っています。
追記以上
頭の洗い過ぎが薄毛の原因になることをご存知ですか?
特にシャンプーは皮脂を取り過ぎてしまい薄毛・抜け毛の原因になるのです。
「えっ、頭皮の皮脂こそが薄毛の原因なんじゃないですか?!」
はい、それこそが荒稼ぎしている育毛業界の洗脳だったのです。
一昔前にマイクロスコープで頭髪の皮脂をマイクロスコープで見せ、何十万円もするスカルプケアコースを申し込ませる手法が流行りました。
皮脂がないのが良いことという嘘の情報を刷り込まれていたのです。
本書はやけど治療専門の形成外科医で宇津木流スキンケアを広めた宇津木龍一という医師によって書かれています。
そして頭皮の皮脂を取り過ぎると逆に薄毛・ハゲの原因になることは、アンチエイジングで有名な南雲吉則先生も著書に書いています。
なぜ皮脂の取り過ぎが薄毛につながるのか?
多くの人が普段使っているシャンプー・リンスがどれほどのダメージを与えるのか?
これについては是非本書を読んでいただくことをお勧めします。
ただ忙しくてなかなか本を読む時間が取れない方も多いと思いますので以下に、『シャンプーをやめると髪が増える』の要点をまとめました。
参考になれば嬉しく思います。
なお、管理人自身はと言いますと、脱シャンプーをしてもう1年以上になります。
もちろん完全なシャンプー断ちというわけではないですが、使うとしても月に1~3回程度です。
そして使うシャンプーはアトピー肌、乾燥肌、敏感肌でも刺激なく使えるというオーガニックフォームを選択しています。
頭皮にダメージを与え薄毛の原因となるシリコンや石油系の合成界面活性剤も含んでいないのが良いですし、実際肌の弱い管理人が使っても問題ありませんでした。
売り切れていることが多いですがAmazonや楽天でも売っています。
オーガニックフォームAmazon
オーガニックフォーム楽天
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『シャンプーをやめると髪が増える』 要点まとめ
『シャンプーをやめると髪が増える』 宇津木龍一氏 2013年初版
脱シャンプー髪への6つのご利益
1.皮脂腺が縮むため髪へ十分な栄養がいく
2.毛髪をつくる大本、毛根幹細胞が元気になる
3.頭皮が厚くなるので毛が根を深く張れる
4.常在菌が増えるため、頭皮が健康、清潔になる
5.皮脂が髪に残って整髪力がつく
6.ベタつきと匂いが解消する
水だけ洗髪をして3週間で皮脂の分泌量が少なくなり始め、4〜5ヶ月で皮脂腺が縮み皮脂量はかつての半分に減る。
ここまでくればベタつき匂いなどの問題もなく、頭皮や毛穴も健康な状態に戻り、髪にコシやハリが出てきたことを実感できる。
脱シャンプー髪以外の嬉しい効果
・ 白目がキレイになる(目に入って痛めるリスクがないから)
・ 肌も健康になる
シャンプーをやめた時の変化
・ 3ヶ月で自然な整髪力
・ 半年でべたつきもなくなり、加齢臭の匂いもなくなる!
脱シャンプーの注意点
シャンプーやヘアケア製品の防腐剤によって善玉常在菌が死に絶えていると、シャンプーをやめることによりマラセチアのカビの影響で脂漏性皮膚炎が発生することがあり、その場合は皮膚科に行く。
シャンプーの毒性について
・ 過度なシャンプーが薄毛を早め、化粧品のスキンケアで肌の老化を早める!
・ 以下の人の頭皮は普通の人の半分以下の薄さ
1日に2回も3回もシャンプーする人
シャンプーの2度づけをする人
シャンプーによる洗髪を5分も10分もする人
高価で特殊なシャンプーを使っている人
・ シャンプーのしすぎは頭皮を確実に薄くし、頭皮が薄くなれば髪は必ず細くなる。
・ シャンプーの界面活性剤は非常に強い細胞毒性があることが科学的に証明されている。
・ シャンプーラベルの無添加に注意!
シャンプーや化粧品の有害指定成分
ヨーロッパ5000種
アメリカ800種
日本102種
つまり、アメリカやヨーロッパでアレルギー、発ガン性など有害とされた成分が含まれていても日本では無添加と書かれている。
・ 界面活性剤の強力な洗浄力で髪から皮脂を取り去ると、キューティクルは乾燥してめくれあがり、内部のコルテックスやメデュラも損傷を受ける。
・ 耳の後ろや盆のくぼ、顔の生え際がチクチク痒くなったり赤くなったりしたらシャンプーとトリートメントが犯人の可能性大。
・ 乾燥肌、敏感肌、アトピーの人は一刻も早くシャンプーをやめるべき。
シャンプーが薄毛の原因となるメカニズム
シャンプーをしすぎた人は皮脂腺が大きく発達する。
↓
過剰の発達した皮脂腺に本来毛髪に供給されるはずの栄養素が使われてしまう。
↓
毛の栄養不足が起こる。
↓
細くうぶ毛のような毛が増える。
フケ発生のメカニズム
異物の排除のため頭皮で炎症発生。
↓
頭皮はその部分を全て新しい細胞と置き換えようとするから、猛烈に細胞分裂させる。
↓
新しい細胞をどんどん炎症部分に送り込む。
↓
ダメージを受けた古い細胞を次々と皮膚の表面に押し出す。
↓
死んだ古い細胞であるフケが大量に出る。
毛髪・薄毛に関する事実
・ シャンプーをやめて3年で髪が増えだした!
・ 毛穴の皮脂を取り去ることと、薄毛や抜け毛の予防との間には何の関連性も認められないことは皮膚科では常識。
・ 合成洗剤、整髪料はアレルギーを引き起こす。
・ 人がやらないヘアケアをしている人に限って細くコシのない髪をしている。
・ 日本人の1900万人が薄毛で悩んでいる。
・ 頭には10〜15万の髪が生えている。
・ 1日に100本の抜け毛は正常範囲。
・ サラサラヘアーは皮脂を奪われ乾燥しカサカサに干からびた状態。
・ シャンプー以上に危ないのがトリートメント
・ 毛染めはシャンプーよりひどいかぶれ方をするのでアトピーの人は特に厳禁。
・ ヘアダイよりは害の少ないヘアマニキュア。
・ ヘナはヘアダイより人体への害が少ないがアレルギーを起こす可能性があり、また他の化学物質を混ぜている場合も多いので注意。
・ パーマは毛髪をパサパサに傷め、頭皮にダメージを与え薄毛を早める原因になる。
・ パーマは肌への悪影響はあるが、ヘアダイよりは肌への害が少ない。
頭皮・皮膚に関する事実
・ 健康な頭皮のフケは粉に近いくらい小さめで粒の大きさが均等。
・ 不健康な頭皮のフケは大粒で、その大きさが不揃い。
・ 頭皮は指の腹で軽く豆腐の表面やうぶ毛を撫でるように洗う。
・ 整髪料、うるおいエッセンス、乳液などのヘアケア用品は使わない。
・ 皮脂は時間経過にともなって毛髪を守るよう脂性成分を変えていくようプログラムされている。
・ 酸化物、過酸化物は水に溶けるので、水で洗えば酸化しやすい脂性成分から順に落ちる。
・ 人間のからだから出るもので水で洗い流せないものは一つとしてない。
・ 皮膚につけるものは、唾液や消化液がないので、口に入れるもの以上に気をつける。
・ 皮膚は排泄器官で自浄作用を備えていない。
・ ケロイドはコラーゲンが過剰に集まってできる。
・ シリコンのシートをケロイドや肥厚性瘢痕に貼ったりシリコン軟膏をつけると、蓄積したコラーゲンを減らしていく。
・ 健康な皮膚にシリコンをつけると、コラーゲンが減少し、弾力を失いシワやタルミを生み出す。
・ ベビー用と書かれているから肌に優しいという根拠はない。
・ 股間を洗いすぎるとインキンタムシになるリスクがある。
・ シャワーの温度が38度以上になると肌は必ず乾燥する。
・ 塩は最高の入浴剤。細胞と同じ0.9%の濃度の生理食塩水につかっていると浸透圧が等しいので細胞にとって刺激や負担が少ない。
・ 男性は女性の毛穴の倍以上の大きさがあり、化学物質から受ける害も2倍。
・ 男性はスキンケアをすべきでない。
・ ケミカルピーリングもアメリカのは強すぎやけどやかぶれのトラブルが多い。
・ 老人性乾皮症→50歳をすぎたらせっけんで体を洗わず、タオルで皮膚をこすらないこと。
・ 外科医の手洗いの歴史は完璧な清潔さを求めるとかえって不潔になる。
・ 何年も前から形成外科医には消毒液で傷を消毒する習慣がなくなった。
・ 清潔な環境で育てられた人間はかえってからだが弱くなる。
・ 生後半年頃から3歳ごろまでは大変な勢いで抗体を獲得する時期なので、不潔なものにさらされることが大切。不潔なものに触れなければ、十分な抗体を獲得できない。
・ 3歳頃までの子供は何でも口に入れたがるが、それは口に入れることが必要だから。
・ やけどに限らず、傷は消毒してはいけない、膿が出たらただ水で洗い流せば良いというのが今の形成外科の常識。
・ やけどは重症な感染を起こしていない限り、抗生物質やクリームよりも生理食塩水の湿布が効果的だった。
・ 大腸菌も水で流せる。
・ 菌が増殖していくためには、まずは自分たちの根城、バイオフィルムをつくらねばならず、そのためには10万個以上の菌が必要。→水で洗い流し、菌の数を減らしておけば、感染の心配がないというのが医学的にも確立された考え方。
・ アルコール消毒は皮膚を傷め、常在菌を減らし、かえって得体の知れない菌がつき不潔な状態になる。→インフルエンザ、SARS、ノロウイルスなどの流行時のみアルコール消毒。
・ 何年も前から形成外科医には消毒液で傷を消毒する習慣がなくなった。
・ 研究段階だか、ワキガ治療に、菌移植が効果的。
ドライヤーをかける時のルール
ドライヤーは使わない方が良いが、髪の長い人が乾かさず放置すると髪の膨潤、雑菌、冷えの原因となる。そのためもし使うのなら以下のルールを守るようにする。
・ 髪を持ち上げ根元から乾かす。
・ 温風と冷風を交互にあてる。
・ 一箇所に集中してあてない。
・ 髪から15センチ離す。
・ 地肌が完全に乾いて毛先が少し湿った状態でやめる。
・ ショートヘアで1分以内、ロングで5分以内を目安。
『シャンプーをやめると髪が増える』 のブックレビューは以上です。
今回も最後までお読みくださりありがとうございます。
追伸
薄毛改善に関する記事はこちらもご覧ください。