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ブルーベリーが目に良いというのはイギリス空軍がねつ造?!
ブルーベリーが目に良いというのは第二次世界大戦中に旧イギリス空軍が捏造した話ということをご存知でしょうか?
当日イギリス空軍は高性能レーダーを秘密裏に開発し、大きな戦果を挙げていましたが、それを隠すために、
「イギリス空軍パイロットはニンジンを食べているから夜目が利く」
という話を捏造し、それがいつの間にか、
「ニンジンではなくビルベリージャムを食べているから」
さらには
「ビルベリージャムではなくブルーベリーを食べているから」
と話が変わってきたと言います。
ここで
「ブルーベリーはよく聞くけどビルベリーって何ですか?」
「ブルーベリーとビルベリーの違いは何?」
と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますので簡単に説明します。
ブルーベリーとビルベリーの違いは何か?
一言で言いますと、
「ブルーベリーの1種がビルベリー」
です。
ビルベリーは北欧やヨーロッパを中心に生育する野生種なのです。
ブルーベリーが栽培可能で長野、東京、茨木(日本ブルーベリー生産量1位~3位)などで栽培されているのに対して、ビルベリーは栽培が難しく野生の原生種をそのまま摘んで食べると言います。
またブルーベリーとビルベリーの見分け方はすごく簡単です。
上記画像のように、果肉の色が小さい葡萄のような薄い緑色ならブルーベリーで、赤紫色ならビルベリーです。
そして成分は非常に近いのですが、ビルベリーの方が果肉の色も赤紫色なので、後述する有効成分アントシアニンの含有量が多いのも違いであり特徴です。
ブルーベリーが持つ目への2つの健康効果!
ただブルーベリーの効果が全くないかというとそうではないです。
ブルーベリーが目に良いとされる効果は2つあります。
ブルーベリーのアントシアニンが夜間視力をサポート!
ブルーベリーに含まれるアントシアニンは、
「網膜に映った映像を電気信号に変えて脳に伝えるロドプシンという物質の再合成を助ける」
と言います。
まずよく耳にするアントシアニンですが、アントシアニンは抗酸化物質であるフラボノイドの一種です。
ブルーベリーが青黒っぽいのもこのアントシアニンの色素の効果によります。
次に聞きなれないロドプシンですが、
「光に敏感であり、夜間視力はこの物質のおかげで成り立つ」
とウィキペディアにも書かれています。
つまり
「イギリス空軍パイロットはブルーベリーを食べているから夜目が効く」
というのもまんざら嘘ではなさそうです。
またロドプシンはオプシンとレチノールの二つの部分で成り立っており、レチノールは網膜でビタミンAから作られます。
そのためビタミンAが足りないと暗い所での視力が低下する夜盲症に繋がります。
ここでレチノールに関する余談ですが、網膜にはレチノールをレチナールに酸化するためのアルコール脱水素酵素がたくさんあります。
アルコール脱水素酵素とはアルコールを酸化させアルデヒドにする触媒ですが、
「メチルアルコールを飲むと網膜でホルムアルデヒド(あの二日酔いの原因物質です)が大量に作られ、そのホルムアルデヒドの毒性で視細胞が死に失明する」
と言われています。
このメチルアルコールの誤飲による失明や死亡事故は世界各国で発生しており、日本でも『目散るアルコール』と当て字を書いたりします。
さらにこのエチルアルコールに余談を続けると、管理人が大好きなアクション映画の一つにジャッキーチェン主演の『酔拳2』があります。
飲めば飲むほど、酔えば酔うほど強くなる酔拳ですが、日本で公開された酔拳2は真のエンディングがカットされているのをご存知でしょうか?
ジャッキー・チェンはラスボスとの戦いの時に、工場内にあった工業用メチルアルコールをがぶ飲みします。
飲み終わった後、口からシャボン玉も出てましたのでメチルアルコールに何か添加された、より有毒で凶悪なアルコールだと推測できます。^^;
そしてラスボスに勝ってエンディングなのですが、実は日本では公開されていない続きの酔拳2追加エンディングがあります。
それがこちらです。
かなりブラックジョークが効いた結末で、日本人の感覚には合いそうもなく、カットされた理由も分かる気がします。^^;
動画が削除される可能性もありますので画像も1枚貼り付けておきます。
さて、余談はこのぐらいにして、目の話に戻します。
冒頭でイギリス空軍がねつ造して敵軍に広めた情報はブルーベリーではなく最初はにんじんだったことをお伝えしました。
にんじんはβ-カロテンが豊富ですが、β-カロテンは体内で分解されるとビタミンAになります。
つまり
「にんじんを食べているから夜目が効く」
はさすがに言い過ぎですが、にんじんを食べることでビタミンAを摂取し、ビタミンA不足による夜間の視力低下を防ぐ効果はあるわけです。
よく詐欺師が
「嘘を信じ込ませるには、偽りの情報の中にほんの少しの真実を混ぜるのがポイント」
と言いますが、イギリス空軍のねつ造説はそれなりの信憑性を持ち、敵軍兵士を信じ込ませ効果があったのではないかと推測できます。
さらに人間には一定の確率でプラシーボ効果が働きます。
よくブルーベリーサプリの口コミレビューを読みますと、
「目の疲れが軽減した」
「ハッキリと物が見えるようになった」
と臨床上ではまだ証明されていない効果を体験している人達が多いです。
これはブルーベリーにまだ未解明の有効成分があるか、またはプラシーボ効果によるものではないかと考えられます。
ブルーベリーは暗順応を早める!
暗順応とは、明るい所から暗い所に目が慣れることを言います。
ブルーベリーにはこの暗順応を早める効果があるとする研究があります。(反対に効果が認められなかったという研究もありますが^^;)
よく漫画やゲームで敵地に侵入した主人公が照明を切って真っ暗にすることでピンチを乗り切るシーンがありますが、ブルーベリーを前もって食べていたのかもしれません。(笑)
さらにマニアックな余談ですが、管理人はセガのゲーム、シャイニングシリーズが好きで、1991年初代メガドライブ版『シャイニング&ザ・ダクネス』から2014年最新の『シャイニング・レゾナンス』まで一通りプレイしてクリアしています。
このシャイニングシリーズには、2013年に発売されたPSP用の『シャイニング・アーク』があり、このゲームの中の主人公のライバルである『レヴィン・ウィリアムス』というキャラがいます。
このキャラクターは片目の眼帯をしていますが、実は両目とも問題なく見えます。
ではなぜいつも眼帯で片目を隠しているかと言うと、
「室内や洞窟での戦闘で、いきなり火を消され真っ暗になった時に、あらかじめ眼帯で片目を暗闇に慣らしておけば、それだけで生き残る確率が上がるから」
とゲーム内で主人公にカミングアウトしています。
これが何らかの史実に基づいた設定なのかは分かりませんが、電気照明がなく、ろうそくの火やたいまつの火に頼っていた時代の武士や兵士の中にはこのようなことを考える者もいたかもしれません。
個人的には片目の眼帯で死角をつくることで昼間の通常戦闘が不利になるリスクの方が大きい気もしますが。^^;
長野県産ブルーベリー500gを一気食いして目への効果を検証!
さて、前置きや余談が長くなりましたが、何事も実験ということでブルーベリーの目への健康効果を実際に試してみました。
長野県産生のブルーベリー500グラムの一気食いです(笑)
ブルーベリーの残留農薬はワースト16位!ホタテの粉で除去!
CNNニュースにも引用されるアメリカの環境保護団体『EWG(Environmental Working Group)』の残留農薬ワーストリスト2018によると、ブルーベリーの残留農薬はワースト16位です。
日本ではブルーベリー狩りが人気で管理人も行ってみたいと思うのですが、残留農薬のことを考えるとためらってしまいます。
実際、自然療法における管理人の兄弟子にあたる方はイチゴ狩り食べ放題に行き、体調を崩しています。
イチゴの残留農薬は毎年不動のワースト1位ですのでそれも不思議ではないかもしれません。
もし日本で無農薬栽培の果物狩りをできる果樹園をご存知の方がいたら是非コメントにて教えてください。
ということ、まずはホタテの粉を溶かした水に20分ほど浸け込み、残留農薬、ポストハーベストをしっかり洗い流します。
残留農薬の除去法や管理人が使っているホタテの粉について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
⇒残留農薬の除去にはホタテの粉とベジーウオッシュの最強ダブルパンチ!
その後、普通の水道水で洗った後、最後にアルカリイオン水で洗い流し準備完了です。
ブルーベリー500gを8分で余裕の完食!その結果は、、、
それではいよいよブルーベリーの一気食いです。
ガバッと手で握ってまとめて口の中に放り込みます^ ^
うん、ウマイヽ(≧▽≦)ノ
ほどよい甘さと酸味がたまりません♪
そのままパクパクと無心で食べ続けます。
とても美味しいのですが、300グラムを超えたあたりから少し飽きを感じます^^;
それでも普通に500グラムを8分で余裕の完食^ ^
さて、肝心の結果ですが
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目の変化は特に感じずでした^^;
強いて言えば、翌日の夕方、木々の緑の色がいつもよりほんの若干鮮やかに見えたかな、ぐらいです。
ただこれもプラシーボ効果による気のせいではないか、とも思います^^;
もしかしたらこのブルーベリー一気食いを毎日続ければまた何か効果を感じるかもしれませんが、それはまた機会があれば試してみます(笑)
ごちそうさまでした♪( ´▽`)
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とこれだけでしたら、きっと目に効果のある食材やサプリをお探しの方がガッカリしてしまうと思いますので、まだ管理人自身検証前ですが、とっておきの情報をシェアします。
目の疲れ、眼精疲労にはブラックカラントオイルとアスタキサンチン
上記画像は管理人の自然療法における兄弟子からのありがたいコメントです。
兄弟子は管理人以上に知識も豊富でストイックです。
サプリにも精通し、かなり厳しい目を持っていますので、管理人は兄弟子の目利きと体感を信じています。
通常当ブログでは管理人自身が自らの体で検証した内容を記事にしていますが、先行でシェアさせていただきます。
管理人自身のサプリの検証結果はまた改めて記事にしてお伝えさせていただきます。
さて、今回はブルーベリーの目に対する健康効果をテーマに、余談いっぱいで記事にしましたがいかがでしたでしょうか。
なお実際にブルーベリーを一気食いしたのは1ヶ月ほど前のことです。
国産ブルーベリーの旬は6月~7月です。
また輸入物も含め、ブルーベリーが一番市場に流通している(=一番お値打ち)なのは7月です。
(東京都中央卸売市場ブルーベリー年間取扱量、売上量データ)
記事の更新が遅れてしまったことをお詫びします。
またせっかくメッセージや質問をいただいているのに返信が遅くなってしまっていることをここで重ねてお詫びします。
それでは今回も記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事を読んでくださった方が、旬の食材を楽しみながら健康増進していただくことを願っております。