目次
夏の室内は素足に注意!思いもよらない状況でムカデに噛まれました!
カサカサっ!
チクっ!
あいたっ!!
「何だ?!何が起こった?!」
と足元を見ればムカデがウニョウニョ!!!
こんな時あなたならどうしますか?
今回の記事ではムカデに噛まれた管理人が実際に試し、半日後には一切の痛みも痒みも後遺症もなく完治した応急処置の方法についてお伝えします^^
またムカデの毒の主成分、その主成分に対応した処置の方法なども書きます。
しかもムカデの毒の話では、その余談として合成麻薬などのヤバイ話も出てきます。(^^;)
もし今現在ムカデに噛まれた直後ですぐにでも応急処置を知りたい方は一番最後の章『半日後には一切の痛みも痒みも後遺症もなく完治した応急処置の方法』から読んでくださいね。
それでは、まずはどのようにムカデに噛まれたのかその状況を書きます。
ムカデは暗く湿った場所を好むと言われていますが、夏の梅雨前後の湿気が多く蒸し暑い夜は特に注意が必要だと思います。
よく聞く話では
・ムカデが靴の中に潜んでいて、知らずに足を入れた時に噛まれた
・夜寝ている時に噛まれた
などがあります。
このことは管理人も知っていたので靴を履く時には注意していましたし、夜寝る時は蚊帳を床まで垂らして寝ていました。
果たして蚊帳でムカデの侵入を阻めるのかについては不明ですが。(^^;)
しかし、今回管理人がムカデに噛まれた状況は上記のどちらでもなく、全く予想もしていない意外なものでした。
なんと家の台所の中で、ムカデをよじ登ってきて靴(室内履きにしていた運動靴)の中に入ってきたのでした!
その時の靴がこちらです。
夏なので靴下を履かずに素足だったこと
ブカブカに靴紐を緩めてスリッパのように履いていたため、くるぶしの横あたりには大きな隙間があったこと
が重なり災いしました。
さらに、いけなかったのは、スリッパのように履きやすくするために、紐をタン(ブランドロゴがプリントされている中央部分)の下にしていたことです。
これによって靴紐が日常的に足に触れたり擦れたりするので、ムカデが足に触れた時にも最初は
「また靴紐が足に触れているのだろう」
と錯覚してしまい初動が遅れました。
もし、ムカデが靴の中に入る時に、足に触れた時点ですぐに靴を脱いでいれば、噛まれなかったかもしれません。
また、ピッタリとした隙間のない靴なら、例え靴を登ってきたとしても中には入って来れなかったかもしれません。
そして、靴の中に入ってきたとしても、厚手の靴下を履いていたら噛まれるのを防げたかもしれません。
そう思ったりしましたが、全ては後の祭りです。(泣)
ちなみにその時噛まれたムカデはこちらです。
ちょっと小さめなサイズで細身のボディなので余計に靴紐のように感じてしまいました。(涙)
なお、靴を脱ぎ捨て出てきたムカデにはこちらの殺虫成分不使用で健康にも配慮された『フマキラー冷凍ジェット』
をスプレーした後、撮影のため、ジップロックの中に入れました。
ムカデに噛まれないように予防するには?ムカデから身を守る有効な対策
多分、これは素足にスリッパやクロックスなどを履いている状態でも、同じように横の隙間から侵入され噛まれる可能性はあったと思います。
暗く湿気がある所を好むムカデの性質を考えると靴やスリッパの隙間に入ろうとするのは普通なのかもしれません。
逆に素足か靴下だけの状態の方がムカデも近づかず、噛まれる事故も起こりにくいかもしれません。
ということでムカデから身を守る有効な対策の1つとしては、分厚い厚手の靴下を履くことのような気がします。
ただ、
「ムカデの噛む力は強く、薄手の靴下やストッキングならその上から噛まれてしまった」
という話も耳にします。
そのためワークマンで販売されている軍足とか良いかもしれません。
近くになければアマゾンや楽天などのネット通販でもすぐ買えます。
ちなみに、検索している時にある韓国イケメン俳優を思い出しましたが、ある芸人が韓国人気俳優の名前をディスったと大炎上した事件も思い出しましたので誰かは書かないでおきます。(^^;)
ただこの時期に厚手の靴下というのは見た目も快適さも完全に後回しになっています。
管理人自身、生まれて数十年の中で、起きている間にムカデに噛まれたのは今回が初めてのような気もしますし、それぐらい低確率のことなので、快適さを優先させ割り切ってしまうのもひとつかもしれません。(^^;)
ちなみにムカデかどうかは断定できませんが、私の周りでは寝ている時に何らかの虫に噛まれたり、刺されたりする話を聞きます。
私自身、幼少時には寝ている間に何らかの毒虫に噛まれて足が腫れあがる経験を何度かしました。
そのため、対策をするとしたら、ムカデ対策も可能なテント型の蚊帳などが良いかもしれません。
例えばこちらです。
ただ、レビューを読みますと
「朝方私の首元を百足が這っていて、飛び起き…」
というものもあります。
出入り口の開閉時に侵入したのか、どこか引っ掛けて穴が開いてしまいそこから侵入したのか詳細は不明です。
ただ、やはりなぜかムカデは足元を好むようですので上述の厚手の軍足を併用することで万が一侵入されても足を噛まれるのを防げるかもしれません。
ここで余談ですが、管理人は蚊に刺されないための研究をした高校生田上大喜氏の発見を本当にスゴイなぁ、と当時思っていました。
その内容は
蚊に刺されやすい人と刺されにくい人の違いは、足の裏の菌。 常在菌とよばれる人の皮膚に存在する菌の種類と数が関係しており、足の裏の常在菌の種類と数が多い人ほど蚊に刺されやすい
というものです。
もしかしたら、従来の説である、体温、呼気の二酸化炭素、血液型も関係しているかもしれませんが、常在菌に着目したその着眼点が本当に素晴らしいと思いました。
なお、
「ムカデは臭い靴や足を好む」
と言う説がありますが、この臭いというのは発生している菌の種類によって決まってくると思います。
お風呂にずっと入らなくても臭わない人とすぐに臭う人の差もこの常在菌の種類の差だと言われたりします。
ということはムカデが足を好むのも、ムカデが好む常在菌が足に多いからかもしれないです。
上述の高校生田上大喜さんが発見した蚊に刺されない方法は、
「足の裏を拭くこと」
でしたが、これはムカデに噛まれないよう予防する方法としても良いかもしれないなぁ、と思いました。
えっ、
「常在菌の種類と数による臭いの差がムカデや蚊を寄せ付けるなら、アソコが臭い人はどうなるのか?」
って。
これは管理人のただの素人予測ですが、女性のアソコに多いのはデーデルライン桿菌で乳酸を産生しています。
そしてこういう善玉菌に分類されるものは害虫は好まないような気がします。
その点、これはヤバそうだなと思うのは男性の臭い性器(チンコ)です。
尿や精液が付着して残ることで恥垢(チンカス)という臭い垢が発生しますが、恥垢が多くて臭い性器、汗で蒸れて臭い性器なども蚊やムカデなどの害虫に狙われやすくなるかもしれません。
足の裏を洗う時に恥垢も洗うと良いと思います。
なお、男性でも女性でも性器の洗いすぎは良い常在菌まで洗い流してしまうと言われています。(特にウォシュレットのビデなどは注意)
そのため洗いすぎは避けて、1日1回水でサッと洗うぐらいが良いかもしれません。
ということでムカデに噛まれないように予防する方法としては、
1.分厚い靴下『軍足』などを履く
2.寝てる時の対策してムカデの侵入を防ぐテント型蚊帳を使用する
3.足の裏を洗う(研究データなし)
が有効であると考えられます。
そして全てを併用するとより有効な対策になります。
医師や専門家でも意見が正反対に分かれるムカデに噛まれた時の応急処置
まずはGOOGLE先生にムカデに噛まれた場合の応急処置を聞いてみます。
「ムカデに噛まれたら」
と検索すると
トップにはダスキンさんの記事が出てきて、
45℃弱のお湯で洗い流す方法がよく紹介されていますが、お湯を使うことで血流が良くなり、毒が体内に回ってしまう原因になる可能性があります。そのため、お湯よりも水で洗い流すようにしましょう
と書かれています。
そして、3番目には熊本シロアリ駆除さんの記事が出てきて
虫に刺されたり、嚙まれたりというと冷やすイメージがありますが、ムカデの毒に対しては厳禁です!!冷やすことで痛みが増し
と書かれています。
さらに記事を読みますと
ムカデの毒は熱に弱いため、43℃から46℃の熱で失活します。
43℃~46℃のヤケドしない程度のお湯で5分以上洗い流します。(温熱療法)
40℃以下の温度が低すぎる場合は、毒の酵素活性が増加し、痛みが増し、逆効果になります。
と解説されています。
このようにGOOGLEで検索で上位に表示される記事で早速、見解が異なっているのです。
他にも医師が書く記事などもいくつか読みましたが、
・毒を口で吸い出すのは危険
・傷口を石鹸で洗うと良い
・ステロイド外用薬を塗る
などは共通して書かれています。
しかし、
「水で洗うのか?冷やして良いのか?」
「お湯なのか?お湯なら何度なのか?」
については意見が異なります。
多分、ムカデの噛まれて焦っている人が
「ヤバッ、噛まれた!どうしたら良いの?なんか変な重い痛みも感じ出したし、、、」
って思いながら、必死に記事を検索して調べていくと混乱してしまうと思います。(^^;)
結局、ムカデに噛まれたら冷水、お湯、45℃の熱めの湯、どれが良いのか?
まず、ネットの記事をいくつも読み進めると
・噛まれた直後から20分以内なら45℃以上の火傷しない熱い湯を10~20分ほど患部にかけ続けることで、ムカデの毒が失活する
・噛まれて20分以上経過した後だと45℃の湯をかけても毒を失活させるには遅い
・40度ぐらいのぬるま湯だと逆に毒が活性化し、さらに血流も良くなることで毒が広がりやすい
ということが分かりました。
そこで今度はムカデの毒の成分を調べ、そこからも最適な応急処置について確認したいと思います。
ムカデの毒とは何か?ムカデの毒の主成分は「ヒスタミン」、「セロトニン」、「たんぱく質性酵素」?
ネットで検索してみると、いつもお世話になっているWikipediaさんにもムカデの毒の主成分については書かれていません。
いくつかの記事を読んでみると、ムカデの毒の主成分は、「ヒスタミン」「セロトニン」「たんぱく質性酵素」であろうことが分かりました。
正直、「たんぱく質性酵素」なるものの正体はよく分かりませんでした。(^^;)
ただ、ムカデの毒が人間に効果を及ぼす理屈としては、
・「ヒスタミン」はアレルギーの原因物質としても有名で痒みなどを引き起こす
・「セロトニン」が神経を過敏にさせ「ヒスタミン」の作用を増幅するので痒みよりも痛み、激痛として感じるようになる
・「たんぱく質性酵素」なるものが細胞を破壊することで「ヒスタミン」「ヒスタミン」など毒の浸透を助ける
ということが分かりました。
ここまで分かると適切な応急処置の方法も分かってきます。
ムカデの毒の主成分から分かる適切な応急処置の方法
「セロトニン」って良いの?悪いの?その効果と対策は?
まずは、「セロトニン」ですが、これは一般的には、ヨガや腹式呼吸で副交感神経を優位にすると血中のセロトニン濃度が高まってリラックスできるし、幸せを感じるハッピーホルモンと言われたりしています。
これだけ聞きますと、人間にとって良いホルモン、健康に良いホルモンのように思えます。
しかし、崎谷博征医師は「セロトニン」は生命のフローである糖のエネルギー代謝をブロックしてしまう良くないホルモンであると繰り返し警告しています。(→「セロトニンの関連記事」)
ここで少し余談ですが、管理人がセロトニンと聞いて一番に思い浮かぶのが、レイブパーティーなどで大流行したパーティードラッグ『エクスタシー(合成麻薬MDMA)』です。
ここから少しムカデの応急処置裏のヤバイ話をしていきますので、興味のない方は次の「ヒスタミン」の所までスルーしてください。
管理人は昔カナダに住んでいたのですが、当時はレイブパーティーが流行っており(その後は禁止になりました)、10代のティーンエイジャー達が合成麻薬エクスタシーを摂取して楽しんでいました。
ちなみにレイブパーティーというと日本では下記画像のように沢尻エリカ氏も参加していた屋外パーティーをイメージされるかもしれません。(画像は『FRIDAY DIGITAL』より引用)
しかしカナダでは大きな屋内施設に数千人が集まるレイブパーティーが主流でした。
もともとカナダはマリファナなどの個人使用は合法と言う国ですが、さすがに合成麻薬エクスタシーはアウトです。
それでも現地高校生達は当時、日本では1錠5000円から1万円というエクシタシーを1000円~2000円ほどで簡単に手に入れてました。(ちなみにMDMAの原価は数円で10円もせず、オランダから輸入していると言われてました。)
なんせ学校の中に学生のドラッグディーラー(麻薬密売人)もいるぐらいです。(その多くは自分自身がヘビーユーザーでそれを買うお金欲しさに売人になります。)
そんなパーティードラッグのエクスタシーの主成分はMDMAでその効果は脳内のセロトニンを一気に使うことで鬱とは反対の躁状態になり、多幸感に包まれ、ポジティブになり、自信も出てきて楽しくなります。(抗うつ剤のプロザックも選択的セロトニン再取り込み阻害薬で、MDMAと似た効果を得られるという話も聞いたことがありますが、実際その効果にどのぐらいの違いがあるのかは分かりません。)
しかし、こういう効果には必ず反動があるもので、翌日以降はしばらく鬱状態になり、さらにはだんだんと効きも悪くなるため増量していくことになります。
それでも、セロトニンの生産量にも限界があるので短期間で間を開けずに使用していると量を増やしてもあまり効かなくなり、その割に翌日以降のうつの反動はあるため割に合わなくなります。
MDMAはタバコやアルコールのように依存性はないためこうやって効かなくなってきた時に自然としばらくはやらなくなり、うつの反動が嫌な人達はそのまま卒業していくケースが多いと思います。
ただ、根っからのパーティー好きはそれでも使い続け、最終的には極度の不安、焦燥感、被害妄想とかで悩まされヤバイことになる人もいました。
また何よりヤバイのはドラッグは偽物リスクが非常の高いのと、中身が何なのか実際に飲むまで分からないことです。
レイブパーティーなどでは激しいトランスミュージックに合わせて踊るためMDMAに神経を興奮させるアッパー系のスピード(日本で覚醒剤と言われているものです)を1/4ほど混ぜたエクスタシーが流行ってましたが、ほぼほぼMDMAだけのものから、ダウン系のもの混ぜたもの、変わり種ではバイアグラを混ぜたものまであり、説明と効果が違うなんてことは普通に起こります。
下手をすれば中国製の偽バイアグラのように粗悪品をつかまされ死んでしまうリスクもあると思います。
そうでなくても軽いものだと思ったらとんでもないものが混じっていて一気に中毒になってしまったり、後々までフラッシュバックなどの後遺症で悩まされたりするリスクもあります。
ということで海外でパーティードラッグだからと言って安易に手を出すのはくれぐれも止めるようにしてくださいね。
話がそれ過ぎましたので、話をセロトニンに戻します。
MDMAの効果は脳内のセロトニンをドバっと一気に放出させることです。
そしてセロトニンが増幅されると多幸感に包まれ、上述の沢尻エリカ氏のようなニコニコした表情になります。(沢尻エリカ氏がドラッグを使っていたのかは不明ですが、押尾学氏はもろにMDMA使用して事件になってましたね。)
さらに目の瞳孔が拡大し多くの光を取り込むので、クラブアイテムのポキッと折ると光るケミカルライト(ヲタ芸で使うサイリウム)やビジュアルスクリーンのチカチカした映像が光りのシャワーのように気持ち良く感じるようにもなります。
また、光だけでなく音の刺激にも敏感になるのであのクラブの爆音と振動も気持ち良くなります。
ということで「セロトニン」が神経を過敏にするという話も納得だったりします。(この1行を書くために上記のヤバイ余談を書きました^^;)
「えっ、神経を過敏にするということはアレの感度や快感も倍増?」
って思った人!
その発想分かります(笑)
このことについても書いておきますね。
まず勃起をするにはリラックスしている必要があります。
お酒を飲んで酔っ払って神経が興奮した状態だと勃たなくなることからもこれは分かります。
ただ不思議なのはMDMAなどでセロトニンが増えた状態は、ニコニコとしているものの実際は神経が興奮しているのか勃たなくなります。
また人肌に触れるのが楽しくてハグなどはしたくなるのですが性欲などのヤリたいという衝動はわかなくなります。
先ほどエクスタシーの変わり種でMDMAにバイアグラを混ぜたものがあることを話しましたが、これはMDMAをキメながらヤリたいカップル向けのものだったりします。
果てしてその時の感度が良くなっているのかどうかは不明です。(^^;)
繰り返しになりますが、MDMAは合成麻薬で違法ですので逮捕されますし、押尾学事件のように死亡者が出る可能性もあります。
安易な好奇心で手を出すのはくれぐれもやめてくださいね。
なんかもうこの余談だけで1つの別の記事にした方が良さそうな感じですが、こういう大幅な脱線も当ブログの特徴ですのでご容赦いただけるとありがたいです。(^^;)
それではこのムカデの毒の主成分である「セロトニン」はどのように対処したら良いのでしょう
か?
前述の崎谷博征医師のブログにも書かれていますが、
「糖質を摂取して糖のエネルギー代謝を回すことと、塩を適度に摂取すること」
です。
「えっ、たったそれだけ?」
と思われるかもしれませんが、ドラッグの過剰摂取などで口から泡を吹いて病院に運ばれる人も基本は点滴をうちながら経過観察だったりします。
そしてその点滴の中身はブドウ糖液と生理食塩水、つまりは砂糖と塩なのです。
血管の中にダイレクトにうちこむ分即効性がありますが、基本的には砂糖と塩を摂取しているだけと言えます。
ムカデの毒「ヒスタミン」への対策
次に「ヒスタミン」に対しては花粉症などのアレルギー症状の時に病院で処方される「抗ヒスタミン剤」を飲むことが西洋医学的な対処療法です。
そして、アレルギー反応とは免疫反応でもあるので、症状が酷い場合には、免疫反応を抑制する「ステロイド剤(軟膏)」を塗布することも西洋医学的な対処療法と言えます。
しかし、「抗ヒスタミン剤」にしても「ステロイド軟膏」にしても家に常備している方は少ないと思います。
そのため家庭での対策は難しいと言えます。
なおヒスタミンは、赤身魚によるヒスタミン食中毒の原因でもあります。
このヒスタミン食中毒の対処法はすぐに吐いた後、
「水分補給して安静に」
です。
そのため、ムカデに噛まれた後のヒスタミン毒の対策も同様に、
「患部の発熱で失われる水分を適度に補って安静にすること」
だと言えます。
ただ、当ブログの読者さんの中には管理人のように
「もっと積極的に何か対策できることはないのか?」
と思われる方もいらっしゃると思います。^^
そんな方は
・抗ヒスタミン作用と抗炎症作用を併せ持つというビタミンC
・天然の抗ヒスタミン剤と言われるケルセチン
を摂取すると良いかもしれません。
サプリでなくても例えば、
・ビタミンCなら柑橘系やパイン、メロン、バナナ、桃、スイカ
・ケルセチンなら玉ねぎ、ブロッコリー、リンゴ、緑茶
などが含有量が多いと言われてます。
どれも夏の時期でもスーパーで普通に手に入れることのできる食材ですし、買いに行かなくても家の冷蔵庫にある可能性もあります。^^
この中で自分が好きなものを食べて心を落ち着かせると良いと思います。^^
ムカデの毒「たんぱく質性酵素」への対策
すみません。
まずムカデの毒の主成分の一つである「たんぱく質性酵素」が何なのか?
その酵素の正式な名前が何なのか?
は分かりませんでした。
ただ、その対策については極めてシンプルなものでした。
そう、
「たんぱく質なら熱を加えて変性させれば良い」
というものです。
これは、うっかりお風呂の中でたんぱく質を含む白い液体を出してしまったことのある男の子なら
「あーっ、あれね(笑)」
と、液体が個体に変性するのを思い浮かべることができると思います。
そして、
「ムカデの毒のたんぱく質性酵素を確実に変質させるには45℃以上が良さそうだ」
というのはネットを検索していても分かります。
ただ、
「江戸っ子でないと43度以上の熱い湯は火傷するかもしれないので43度で」
という慎重な意見もあるのだと思います。
ここで余談ですが、
「溶き卵は70度で固まりはじめて73度で半熟トロトロ、75度でしっかりと固まる」
という話を聞きます。
つまり、わずか2~3度の違いがたんぱく質の変性にはけっこうな違いをもたらすことが分かります。
そのため、個人的には火傷にも低温火傷にも警戒しながら、自分が耐えられる高温度の湯をかけ続けるのが良いと思います。
そして火傷しそうと思ったら少し温度を落として、また大丈夫だなと思ったら温度を上げるなど調整すれば良いだけです。
半日後には一切の痛みも痒みも後遺症もなく完治した応急処置の方法
それでは管理人自身が実際にムカデに噛まれた時に行った応急処置です。
1.傷口を水で洗う
2.45~47度設定のお湯を噛まれた箇所に15分ほどかけ流し続ける
3.途中2回ほどボディソープで傷口を洗う
4.安静にして寝る
それでは、それぞれを補足していきます。
1.傷口を水で洗う
ですが、この時は管理人は45℃以上のお湯が良いことを知りませんでした。
最初から45℃以上のお湯で傷口を洗えば良いと思います。
2.45~47度設定のお湯を噛まれた箇所に15分ほどかけ流し続ける
これは前章でも書きましたが、火傷せずに耐えられる最も高い温度設定で良いと思います。
そして途中で温度を上げたり下げたりして調整すれば良いです。
かけ流しの時間は10~20分ですが、これは噛まれた痛みが和らぐのを目安にすると良いと思います。
ジンジンと痛い、変な痛みを感じる、という間は頑張って湯の温度を上げてかけ流し続けると、その痛みが和らいでいくのを感じると思います。
3.途中2回ほどボディソープで傷口を洗う
まずオシッコをかけたり、弱酸性のボディソープはやめてください。
ポイントは石鹸のアルカリ性で酸性の毒素を中和させることです。
なお、管理人は
「ムカデの毒が酸性なのか?」
は分かりません。
ただ、湯をかけ流しながらネット検索をして、いくつもの記事を読むうちに
「アルカリ性のせっけんを患部から経皮吸収させるのは効果がありそう」
と思ったので実際に試しました。
またオシッコのアンモニアについては確かにアルカリ性なのですが、それよりも尿に含まれる雑菌などが悪影響を与えるという医師の意見が書かれてましたので、冒頭でやめるように言いました。
あと、これは今書いている時に思ったのですが、活性炭(チャコール)を溶かした湯につかることでハチに刺された毒が中和されたという体験談も読んだことがあるので、余裕があれば、これも試してみても良いなと自分で思いました。
活性炭については当ブログでも記事にしていますので、よろしければ読んでみてくださいね。
この血液デトックスの方法を書いた記事はムカデに噛まれて毒が注入された血液を浄化するのにも良さそうな気がします。^^
4.安静にして寝る
管理人がムカデに噛まれたのは夜の食事を終えた20時30分頃でした。
そして上記の処置を終えたのが21時過ぎなのですが、この時点で、特に強い痛みも痒みもありませんでした。
ただ何となく噛まれた足に違和感を感じるのと、頭が少しモヤモヤ~、というかボーッとする感じでした。
また、ムカデに噛まれたという精神的なショックからなのか、この記事でも解説したセロトニンの影響なのか、わずかな焦燥感と不安も感じていました。
こんな時は何をしても心ここにあらずで集中できないため、潔く寝ることに決めました。
以上の管理人が実際に行った応急処置が本当に正解なのかは分かりません。
もしかしたらもっと良い方法があるかもしれません。
ただ、目が覚めて起きると
痛みも痒みも腫れも一切なく、頭がボーっとする感じも、不安感もなくなっていました。
全快です!
しばらく痒みぐらいは残るのかなぁと思っていたのですが、そういう後遺症も一切なかったです。
現在この記事を書いているのは約3週間ほど後ですが、その間一切の後遺症もなく噛まれた跡も残っていません。
そのため上記の応急処置の方法はある程度正しかったのだと思います。
いざという時に慌てないためにも、こういう応急処置の仕方は調べておいた方が良いと思います。
この時期ムカデはよく出るようですので、皆様もお気をつけてください。
この記事がどなたかの役に立てば嬉しく思います^^
追伸1
記事内には書いてませんが、ムカデなどの毒虫に噛まれた時にやらない方が良さそうなことがあります。
それでは口で毒を吸い出すことです。
どうやら吸い出した毒が口から吸収されてしまうからのようです。
昔の映画、ドラマ、漫画などでは蛇などに噛まれた主人公を助けようとしてヒロインが口で毒を吸い出すシーンがよくあった気がします。
今でもGOOGLE検索をすると蛇に噛まれた時には縛って口で毒を吸い出す応急処置を指示する記事とそれはしない方が良いという記事があります。
本当にこういうのは意見が分かれますよね。(^^;)
ちなみに、管理人は狩猟者(ハンター)さんやレンジャー部隊に詳しい陸上自衛隊の友人に
「蛇やハチ、毒虫などに噛まれたらどうするのですか?」
と聞いてみたことがあります。
そこ答えは共通で
「『ポイズンリムーバー』を携帯して使う」
でした。
確かに山やキャンプに行く方なら携帯しておいた方が良さそうだと思いました。
ポイズンリムーバーはアマゾンなどの通販でもありました。
ただ口コミを読みますと、中国製あるあるの低品質管理による初期不良にあたった方々の怒りのレビューが散見されました。
いざという時に取り出して使おうとした時に破損していたり、使えなかったら確かにショックと怒りがこみ上げると思います。
その一方で看護師さんがお勧めしているレビューもあります。(その方は58レビューしておりその内容を読むことでサクラでないことが分かります。)
そのため届いたらまずは初期不良などないか確認して試してから保管して携帯するのが良いと思いました。
管理人もこの記事を書きながらアマゾンでポチっときました(笑)
追伸2
別のポイズンリムーバーの口コミの中に、
子供とコテージに泊まっていましたが、どうも上から落ちてきたムカデが息子の耳を噛んだ様子。
猛烈に痛がる息子の耳を見ると、噛まれた後がくっきり。
というものがありました。
耳をムカデに噛まれるって後一歩でリアルに『東京グール』の金木君絶叫のあの問題シーンになるかもしれなかったわけで本当に恐ろしいです。
ググってみるとアメリカ人の少年が実際に耳の中にムカデが入っていたという事件も出てきますし、、、
ちなみに耳の中に入ってしまった場合にはオリーブオイルなどの食用油を耳から溢れるぐらいドバドバ入れて窒息させると良いと耳鼻科の先生が書いていました。
ただ、噛まれてしまった場合、耳や耳の中なんて敏感かつ火傷しそうな場所だと、今回の記事で紹介しました45℃のお湯かけ流しの応急処置は大変だと思います。(耳でなくてもアソコでも超大変だと思います。)
それに出先だと45℃以上のお湯をかけ流すことも難しいと思いますし。
ということでアウトドアで用心をして対策するなら、
「蚊帳を張って予防するか寝袋を使用して眠り、いざという時のためポイズンリムーバーも携帯しておく」
というようにしておくのが良いかもしれません。
追伸3
この記事を書いている時に映画の『ムカデ人間』のネタをはさもうかと思ったのですが、管理人はホラーやグロが苦手でそもそも映画を見ていないのと、検索してあらすじを読んだだけで既にトラウマ気味になったのでやめました。(^^;)