令和5年度の障害年金の基礎金額は1級993,750円、2級795,000円
障害年金の金額は毎年少しずつ変動がありますが、令和5年度の障害基礎年金の金額は1級で993,750円、2級で795,000円です。
そして、18歳未満の子供がいらっしゃる場合、2人目までは1人につき228、700円、3人目以降は76,200円追加です。
さらに会社員で厚生年金に加入しているなら障害厚生年金まで追加になります。
障害年金はどんな人が受け取れるのか?
多分、一般の方は障害年金は自分には関係なく縁がないものと思っているかもしれません。
管理人自身そうでした。
しかし障害年金は病気や怪我で日常生活や仕事に不自由がある人全員が受け取れる可能性があります。
例えば、「がん」、「糖尿病」、「うつ病」というサラリーマンや一般人にもお馴染みの病気でも対象になります。
またこれからの時代、さらに増えると予測される「認知症」も対象です。
しかも、仕事をしていて給与を受け取りながらそれとは別に受け取ることができるのです。
障害年金を受け取るために必要な3つの条件とは?
障害年金を受給するためには以下の3つの要件を全て満たす必要があります。
1.初診日要件(初診日に年金制度に加入していること)
2.保険料納付要件(初診日までに一定以上保険料を払っていること)
3.障害状態該当要件(障害の程度が一定以上であること)
障害年金の初診日要件の思わぬ落とし穴
これは年金事務所に電話して確認したことですが、さきほどの3つの要件で一番最初に確認すべきは初診日です。
この初診日が分からなければ、障害年金を受け取れる可能性があるのか年金事務所に確認することもできません。
そして、初診日要件で思わぬ落とし穴となるのが、
「初診日の時点で65歳未満であること」
なのです。
例えば、アルツハイマー型認知症で障害年金を申請する場合、65歳になる前に物忘れ外来などで診察を受けていることが必須なのです。
認知症は年々不可逆的に悪化していく病気ですが、重度になり、障害状態該当要件を満たしていたとしても、65歳より前に診察を受けていなければその時点で対象外確定なのです。
ということで年齢が上がるとともに定期的な検診は重要になってきますが、65歳を前にしたら、普段受けている健康診断、特定健康診断だけでなく、気になる病気や症状については医師の診察を受けておき、領収書などでも良いのでその記録を取っておくことを強くお勧めします。
障害年金の申請のやり方について(障害年金の申請書類を受け取るまで)
まず、そもそもの障害年金の制度についてある程度事前に知っておくと良いと思います。
そのためには、
こういったサイトでの予習が役立ちします。
その次に、申請の相談を最寄りの年金事務所でします。
全国どこでも大丈夫ですので、空いている所や電話で話してみて話しやすそうな相談員がいる年金事務所を選ぶ方が後のストレスを減らせると思います。
なお、その相談をするためには前述の「初診日を証明できる書類」の持参が必須になります。
そして、年金事務所の窓口の相談にて要件を満たしているであろうことが確認できれば、障害年金申請の書類を受け取ることができます。
この書類を受け取ることができたら、まずは窓口にて不明点を確認しながら自分で申請してみると良いと思います。
その上で自分では難しいと思った場合、または申請したけど落ちてしまった場合、などには費用がかかりますが、社会保険労務士事務所に相談して申請を依頼する方法があります。
この時の費用は社会保険労務士事務所によって異なり、着手金なしの完全成功報酬の所もありますので、その金額、申請の成功実績をよく確認しながら検討すると良いと思います。
以上、障害年金について簡単に説明し、その申請をする上で最も重要かつ落とし穴になりそうな「65歳までの初診日」についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?
ご自身のことはもちろん、ご両親、祖父母で持病や故障のある方は障害年金やその他社会支援制度について一度調べてみることをお勧めします。
それでは、この記事を読んでくださる方が健康で社会的に満たされた生活を過ごされることを願っております。
追伸1
日本人は真面目な気質のため、社会や周りの人にできる限り迷惑をかけないようにしている方が多いと思います。
ただ、こういう社会的な支援制度は活用できるものはした方が良いと思います。
もちろん行き過ぎたセーフティーネット(過剰な生活保護)などは問題がありますが、本来受け取ることができる支援を、その存在や内容を知らないがために受けられないというのも避けるべき事態だと思います。
なんせ、こういう支援制度は誰も教えてくれることはなく、自分で調べていかねばなりません。
そしてそういう支援が必要という状態にある方は、精神的な余裕もなく、自分で調べたり、煩雑な手続きを進める気力もない可能性があります。
そのため、こういう知識を余裕がある時に頭の片隅に入れておくことで、いざという時に役立ったり、困っている周りの方にアドバイスしてあげることができます。
本記事がそのためのきっかけとして役立てば嬉しく思います。
追伸2
管理人の母親は重度の認知症で精神障害手帳1級も所持しているのですが、手元にある初診日の記録が65歳になってからのものだったため、障害年金の申請をすること自体できませんでした。
その記録は大きな病院で受けたアイソトープ検査で、その所見にはアルツハイマー型認知症軽度と書かれているものです。
管理人の記憶では、この検査を受ける1年以上前から母親は
「最近もの忘れがひどい、このまま進行したらどうしよう」
と精神的に不安定な状態でした。
もしかしたら65歳前の時に、どこかの小さなクリニックで物忘れ外来などを受診している可能性もあるのですが、もう10年ほど前のことになりますので、そのクリニックにカルテが残っていない可能性もあります。
当時の私は障害年金という制度があること自体知らない無知でしたし、そういう社会支援制度を事前に調べておくという発想もなかったです。
その当時にはまさか急激に進行してこういう事態になるとは夢にも思っていなかったですし、母親の物忘れのことについてもどこか他人事のように軽く考えていたということもあります。
もしその当時から親身の母親のことを思いやり、将来のことを一緒に考え相談していたら、もしかしたら障害年金の制度についても調べており、受け取ることができていたのかもしれません。
ということで、この記事を読んでいただくことで、管理人のような思いをする方が少しでも減れば良いなと思っています。
追伸3
25年前には認知症やアルツハイマーに効くサプリという宣伝でイチョウの葉エキスが流行っていた記憶があります。
その真偽は今でも分からないですが、血流を改善するというイチョウの葉のサプリは何度か試したことがあります。
ただ、どれも1回でリピはしていないので正直ピンと来なかったのだと思います。
そんな管理人がこの2~3年血流改善目的で継続摂取しているのがこちら松の葉粉末
と
梅肉エキス
です。
上記のリンクの松の葉パウダーは無農薬栽培の松の葉が原材料です。
他商品では農薬をかけて栽培した松の葉が原料のものもあります。
残留農薬のリスクを考えたら商品のメリットよりデメリットの方が強いような気がします。
健康情報に敏感な当ブログの読者の方なら松の葉粉末だけでなく松葉茶、松の実など何らかの松系のものを摂取されていると思いますが、原材料の質についてはメーカーに納得いくまで問い合わせておくことをお勧めします。
また梅肉エキスに含まれるムメフラールとクエン酸が血流改善に有効なのも有名な話ですが、酸味がキツくて苦手な方、毎回スプーンが必要で出先で摂取しにくい、という方もいらっしゃると思います。
個人的に試した感じでは梅肉エキスそのままのサプリの方が効果が高いと感じていますが、高齢者に摂取させたり、出先に携帯するには上記の商品が非常の便利です。
しかも添加物が少ないのもメリットです。
ただ欲を言えば活性炭は有効成分などを含め吸着してしまうイメージがあるので活性炭はない方がいいなぁ、と思ったりします。(^▽^;)
もしそういうことを含め利便性より効果重視ならこちらの梅肉エキスの方が良いです。
商品説明ページには書かれていませんが、国産梅というだけでなく無農薬栽培です。
それでこの値段は超良心的です。^^
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