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テーマ:グルテンフリー

グルテンとは

※2021年2月追記

この記事をアップしたのが2016年3月で、記事内には、「パンやラーメン、パスタはたまのご褒美」「小麦は太りやすい」なんてことも書いています。

しかし、2015年2016年には週1程度だったインドカレーとチーズナンにいつの間にかドハマりして、2017年から2020年10月ぐらいまでは週3~5回ぐらいのペースでチーズナンを食べまくっていました。(笑)

それでも太ることもなく、アトピーの脱ステロイドにも成功し、一切の薬の断薬は今でも続いて健康体であることから、管理人はやはりグルテン過敏症の体質ではないだろうな、と思っています。

ただ、小麦が合う体質でもないとも感じています。

最近は主食は白米がメインですが、やはり消化吸収にかかる時間、負担が小麦とは段違いに少ないです。

体感では倍近い差があります。(同じぐらいのカロリーで比較した時)

これはある大御所のテコンドー家の先生が動画で話されていたことですが、「年齢が上がると小麦の食事を減らした方が体のパフォーマンスやスタミナが上がる」というご意見には管理人も自らの体験から賛成です。

もしかしたら日本人と西洋人で体質の違いがあるかもしれませんが、小麦(特にパンやラーメン)は白米よりも消化に時間がかかり、エネルギーに変わるまでにも時間がかかるのを体感しています。

また第二次世界大戦の頃の旧日本軍の食事メニューやレシピを調べていた時には、「日本兵はパンのメニューがかなり不人気で、導入しようとしても強い反対にあった」という話も読みましたが、これも単に味の好みの問題だけではなく、消化の具合や体のパフォーマンスが落ちるのを体感していたからではないのか?と推測しています。

なお、小麦と言っても、その小麦の種類やグレードによって消化時間が変わりますし、中力粉を使ううどんよりも、強力粉を使うパンやラーメンの方が負担も強く感じます。

小麦は薄力粉より強力粉の方がグルテン含有量が多いので、もしかしたらグルテンの多さが消化の負担を増やし、それによって体が疲れやすかったり、エネルギー不足で集中力が切れやすかったりするのかもしれないなぁ、とも思います。

ということで、現在の管理人は、「小麦は嗜好品であり、グルテンフリーというほど避ける必要はないが、これから体力仕事とか運動前という時には避けた方が無難」という認識を持っています。

追記以上

 

 

 

グルテン過敏症、セリアック病

最近は『糖質制限』とともに、『グルテンフリー』または『グルテンフリーダイエット』という単語もよく使われています。

 

今回の記事では

 

グルテンフリーとは何か?

 

私達日本人にグルテンフリーは必要なのか?

 

について書いていきます。

 

 

「グルテンは小麦などの炭水化物に含まれるもので、脳や腸に炎症を起こす」

と言われています。

 

 

海外では小麦のグルテンに対して、日本の蕎麦アレルギー患者と同じように激しいアレルギー反応を示すセリアック病患者もいます。

 

そして、グルテン不耐症、グルテン過敏症の方もたくさんいると言います。

 
 
 

またセリアック病ほどではないにしろ、小麦のグルテンによる炎症反応で腹部膨満感や体の疲労感、頭の中がモヤモヤするという症状を訴える人も多いようです。

 

有名な方では、世界一のテニス選手ノバク・ジョコビッチ氏もグルテン過敏症で、グルテンフリーの健康的な食事法を本で書いています。

 

『ジョコビッチの生まれ変わる食事』

 

ジョコビッチの生まれ変わる食事

 

本書の中で、ジョコビッチ選手は

 

「先天的なグルテン過敏症ではないが、実家がピザ屋で、その美味しさのあまり子供の頃からずっと食べ過ぎてきて発症したのではないか」

 

と述懐しています。

 

そして、グルテンフリーの食事に切り替える前のジョコビッチ選手は、いつも疲れやすく、試合の大事な場面で集中できなかったり、体力が尽きて踏ん張れなかったりしたそうです。

 

 

 

 

 

グルテン過敏症を確認する方法

なお、ここで、皆様ご自身が

 

「グルテン過敏症なのかどうか?」

 

「グルテンフリーが効果があるのかどうか?」

 

を確認する方法をお伝えします。

 

 

 

これは上述のノバク・ジョコビッチ選手も実際に行った方法です。

 

やり方は非常にシンプルで、

 

「グルテンを2週間完全に断った後、グルテンを摂取して体の反応を見る」

 

というものです。

 

 

 

米を主食とする日本人は、パンを主食とする西洋人よりテストしやすいと思います。

 

なお、グルテン過敏症の場合、

 

頭がボヤっとして集中できない

 

翌朝ベッドから起き上がれない

 

体が疲れやすい

 

というのが代表的な体の反応と言います。

 

 

 

 

 

グルテンが含まれる食材

グルテンは、大麦、小麦、ライ麦に含まれていますので、パンを主食とする国の方がグルテン過敏症になる方が多いようです。

 

そのため、アメリカでは、シリアル、パスタ、パン、サプリなどの表示でもグルテンフリーをうたうものが多いです。

 

このグルテンフリーについて、もう少し詳しく知りたいという方は、アメリカの神経科医デイビッド・パールマター氏が2015年に書いたAmazonベストセラー本

 

【いつものパンがあなたを殺す】

 

いつものパンがあなたを殺す

 

を読むことをお勧めします。

 

 

 

この本ではグルテンフリー以外にも

 

  • 炭水化物を減らす糖質制限のメリット
  • 偏頭痛や慢性頭痛の原因
  • 糖化反応軽減によるアンチエイジング
  • 脳の記憶機能の向上

 

などについて分かりやすく書かれています。

 

 

 

 

 

小麦中毒

ラーメン、パスタにハマる理由

さて、話をグルテンフリーに戻します。

 

グルテンは小麦に含まれてますので小麦粉を原料とするパスタ、ラーメン、うどんなどの麺類にも含まれます。

 

あのモッチリした食感はグルテンから生まれます。

 

 

なお、管理人はラーメンが大好きでかつては週3~5回は食べていました。(笑)

 

二郎系などのガッツリ系ラーメン、つけ麺、まぜそばが好きでいつも麺は大盛りにしてお腹がパンパンになるまで食べていました。

 

あのモッチリとした小麦粉の誘惑にはとても抗えませんでした。(^^);

 

 

 

そして、食べた後はボーッとして、眠くなった頭をコーヒーで無理やり覚まそうとしていました。

 

もう完全に小麦中毒になっていたのだと思います。

 

 

 

フードプロデューサーの南清貴氏は

精製された小麦

精製された砂糖

精製された米

「白い悪魔の三兄弟」と名づけて

いるぐらいです。

 

確かに中毒度を考えますと合法的な白い麻薬と言えます。

 

 

 

もしかしたら、多くの人が気づいていないだけで、小麦中毒になっており、また食べたいという渇望を持ち、食べ始めたら余計にお腹が減ってどんどん食べてしまう、という状態になっているのかもしれません。

 

 

 

ここで、余談ですが、管理人は

 

『名古屋、愛知のでらうまラーメンブログ』

→http://ameblo.jp/cozyplace8/

 

を運営しています。

 

名古屋のラーメン店に食べにいらっしゃる時には参考にしていただけるとありがたいです。

 

よろしければ、お時間あるときにブログをのぞいてみてください。^^

 

 

 

 

 

砂糖より血糖値を上げる小麦のGI値

さて、これは皆さんが驚くことですが、

 

小麦は砂糖より血糖値を上げます

 

そのため、小麦の大量摂取は糖尿病患者を増やし、糖尿病はアルツハイマーになるリスクを2倍にしますので、生活習慣病の負の連鎖に陥る可能性があります。

 

これを読んでいる方の中には、かつての管理人と同じように

 

「全粒粉のパンやパスタなら健康的で良いのでは?」

 

と考えている方もいると思います。

 

 

 

しかし、血糖値の上がりやすさを示すGI(グリセリンインデックス)値を見ますと、

 

パン 全粒粉GI

 

砂糖が59に対して

精白パンが89

全粒粉パンが74

とどちらも砂糖より上です。

 

 

 

上記グラフは、GLUTEN FREE&LOW CARB lifeさんのサイトに掲載されており、GI値研究では世界の最先端をいくシドニー大学の人類栄養部門が実施したテストの結果を元に作成されたものです。

 

小麦粉のパンが砂糖よりも血糖値を上げ、糖尿病の原因になるとは驚きです。

 

 

 

 

 

品種改良で別物となった小麦

しかし、小麦のGI値が高いのには理由があります。

 

皆さんは、

 

「今私達が口にしている小麦粉は1960年以降の遺伝子操作による品種改良で全くの別物になっている」

 

ことをご存知でしょうか?

 

 

 

現在流通している世界の小麦の99%は、1946年以降ロックフェラー財団系の研究所で品種改良を続けられたものです。

 

品種改良の結果、1960年以降、小麦の収穫量は10倍になりました。

 

 

 

しかし、それと同時に糖尿病患者が大きく増え、セリアック病患者も増えだしたことも指摘されています。

 

日本は小麦の全消費量の85%を輸入に頼り、そのうち6割はアメリカからのものですので、日本でも糖尿病患者が増えていることの要因の一つになっている可能性はあるかもしれません。

 

 

 

 

 

麩のグルテンは体に悪いのか

ただ、日本人でグルテン過敏症という方は、そこまで多くないのではないかと思います。

 

日本はグルテンフリーどころか、グルテンを主原料としてつくる麩を食べる食文化を持ちます。

 

麩

 

 

鍋料理やお吸い物、中華そばなどの料理に入れるだけでなく、

 

焼き麩菓子

 

巨大麩菓子

 

として食べたりします。

 

 

 

管理人自身も前述のグルテン過敏症のテストを自分の体で試しましたが、正直な所、よく分かりませんでした。(^^;)

 

 

 

また、管理人の周りで、マクロビやビーガン(完全菜食)を実践している方々は、精進料理やもどき料理で肉の代わりに麩を食べていますが、グルテン過敏症の症状を訴える方は見かけませ。

 

そのため、毎日大量に食べるといった極端なことをせず、ほどほどに食べる分には問題ないのではないか、というのが管理人の見解です。

 

 

 

 

 

グルテンより体に悪いパンの添加物

腐らないマクドナルドのパン

管理人は小麦自体よりも、パンに含まれる

 

トランス脂肪酸を含むマーガリン

 

添加物

 

保存料

 

の方がはっきりとしたマイナス反応(不快症状)が出ます。

 

 

 

これは少しグルテンフリーの話と離れてしまいますが、管理人は、この品種改良された小麦よりも、

 

「添加物まみれで腐らないマクドナルドのパンやコンビニで売られている保存料まみれのパン方がはるかに体に悪い。」

 

と感じています。

 

 

 

なお、これはよく引用されていますが、以下にマクドナルドのパンの原材料を転載します。

 

“濃縮小麦粉 (漂白小麦粉、大麦麦芽粉、ナイアシン、還元鉄、硝酸チアミン、リボフラビン、葉酸、酵素)、 水、高フルクトース・コーン・シロップ(HFCS)、砂糖、イースト、大豆油(部分水素添加大豆油の場合もあり)。2%以下の成分として、塩、硫酸カルシ ウム、炭酸カルシウム、小麦グルテン、硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、パン生地調整材 (ステアロイル乳酸ナトリウム、ダーテム、アスコルビン酸、アゾジカーボンアミド、モノ&ジ・グリセリド、エトキシ化モノグリセリド、第一リン酸カルシウ ム、酵素、グアーガム、過酸化カルシウム、 大豆粉)、 プロピオン酸カルシウムとプロピオン酸ナトリム(保存料)、大豆レシチン”

 

 

パンは小麦粉と水と酵母(イースト)があれば家庭のオーブンでも焼けます。

 

それが、なぜ上記のような原材料になっているのか理由を考えると恐ろしくなります。

 

 

 

ジョン・ノバクビッチ氏は本の中で、

 

「食品会社と製薬会社はグルで私達を病気にさせ儲けている。」

 

という大胆な陰謀論を書いてます。

 

 

 

しかし、日本で販売されている食品を見渡し、生活習慣病で苦しんでいる多くの人を見るとそれも否定できないものがある、と思います。

 

 

 

 

 

臭素酸カリウムが使われるヤマザキパン

また、マクドナルドだけでなく、日本でもランチパックで有名な山崎パンは、

 

「山崎パン社長は自社のパンを一切口にしない。」

 

という話や

 

「山崎パンには猛毒の『臭素酸カリウム』が使われている。」

 

という情報が広まっています。

 

 

 

臭素酸カリウムは、

 

  • 強力な発ガン性物質
  • 第1類危険物指定
  • パーマの第2液剤に使われる化学合成薬品
  • EU・中国・カナダ・ブラジルでは食品への使用禁止

 

という強烈な添加物です。

 

 

 

ネット上では、

 

「山崎製パンが使用している量は日本の水道水の1/20以下だから大丈夫。山崎製パンが危険だというのはデマ。」

 

という記事も見かけますが、管理人は違和感を感じます。

 

 

 

「水道水でも使われているから大丈夫」

 

「国が認めている許容内の量だから大丈夫」

 

そんな問題ではないと思います。

 

 

 

普段から添加物を摂取していると舌も体もそれらに慣れてきます。

 

確かにすぐに悪影響は出ないかもしれません。

 

 

 

ただ、日本国内の食品添加物の安全性検査では

 

体の中で蓄積された時のこと(長期間での安全性)

 

他の添加物と化学反応を起こし毒性が増すこと

 

などは一切考慮されていません。

 

 

 

このブログを読んでいただいている方は、是非国やネット情報を盲信することなく、ご自身で調べ、ご自身の体の声を聞き判断していただくことを願っております。

 

 

 

 

 

グルテンフリーまとめ

さて、今回、

 

「グルテンフリーとは何か?」

 

「私達日本人に必要なの?」

 

についてお伝えしようとしたら、いつも間にか、

 

小麦中毒の話

 

麩のグルテンの話

 

パンの添加物の話

 

グルテンフリーダイエットの話

 

と他の関連話題についても色々書いてしまいました。(^^;)

 

 

 

最後、管理人のグルテンフリーに対する考えをまとめます。

 

管理人は、グルテンフリーはグルテン過敏症の方以外はそこまで気にしなくて良いのではないか、と考えています。

 

ただ、小麦粉自体の摂取については、糖尿病の方やダイエット目的の方は量や摂取頻度を減らした方が良いであろう、とも思っています。

 

 

 

 

 

グルテンフリーダイエットの効果について

時折、グルテンフリーダイエットをしているという方にお目にかかりますが、

 

グルテンフリーダイエットは、

 

「グルテンを摂取しないから痩せるのではなく、炭水化物である小麦を摂取しないから痩せる。」

 

のではないかと思っています。

 

 

 

体重増加の原因はいくつかありますが、原因の一つに挙げられるのは炭水化物の摂取です。

 

管理人は完全な炭水化物断ちのアトキンスダイエットや糖質制限は体力や体のパフォーマンスが落ちてしまうためお勧めしません

 

 

 

ただ、短期的に痩せることだけを目的とした場合、それらが短期的かつ一時的に効果をもたらすことも事実です。

 
 

なお、糖質制限についてよくご存知ない方もいらっしゃると思いますので簡単に説明しますと、炭水化物と糖分の摂取を減らすことです。

 

糖質制限は健康法でもダイエットでも効果的と話題ですので、このブログでもまた記事にして詳しくお伝えして行こうと思います。

 

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さて、炭水化物でありグルテンを含む小麦の摂取についてですが、人間は完全にダメと禁止されると余計に欲しくなりますし、我慢によるストレスの方が体のダメージが大きいとも言います。

 

そのため、

 

「パンやラーメン、パスタは自分へのたまのご褒美。」

 

「もし食べるなら、自分が本当に好きで最高級なもの選ぶ。」

 

というようにするのも良いと思いますし、管理人は実際そうしています。

 

 

 

管理人のまわりのモテる健康的な男は、女性の前では、細かなことを気にしない男らしい男を演じていますが、プライベートの時は自制し、健康に気を遣っている方が多いです。

 

この記事が皆様の健康増進に少しでも役立てば嬉しく思います。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

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