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これから筋トレを始める人が気をつけるべきこと
※2020年7月追記
この記事は今読んでもその通りと思います。
現状で肩こり、腰痛など抱えていたり、首や膝など関節に痛みを覚えている方は、筋トレの前にまずはその歪みや筋肉の凝りを対処した方が良いです。
なぜなら人間は力んだり疲れたりすると自分の体の悪い癖が出やすいのですが、ウエイトを使った筋トレなんかはまさに自分の体の歪み、つまり骨格筋の歪みを助長、促進させるリスクもあります。
管理人は漫画が大好きで、「弱かった主人公がハードな筋トレやトレーニングにより短期間でパワーアップ」という定番の筋書きにけっこう影響を受けていたと思います。(^^;)
しかし、もともと強靭な肉体を持たない者、運動神経が鈍い者、35歳以上の者が筋トレをするのは本当に故障リスクが高いですし、関節系の故障は元のように回復せず取り返しのつかないことになることもあります。
くれぐれもご注意ください。
なお、今現在の管理人の考えでは、そもそも筋肉を凝らせたり、歪ませたりしない姿勢、体の使い方が何よりも重要かつ効果が高いことと思っています。
ただこれは本当に優れたトレーナーに出会うか、自分で試行錯誤して気づくしかないので、普通の人にはハードルが高くて現実的ではないと思います。
そのため現実的な筋肉の取れなくなった凝りを取る手段として、腕の良い整体師による施術を本記事では勧めました。
では今現在でも整体師に定期的に診てもらっているかというとそうではないです。
なぜなら今現在は初動負荷トレーニングのジムに週5~6回のペースで通い、筋肉の凝りを取り、関節可動域も広げているからです。
初動負荷トレーニングに本気で取り組み2年が経過した現在では体の歪みも取れ、慢性的な肩こりや腰痛ともおさらばできました。
また整体と異なり初動負荷トレーニングでは専用マシンを使い、自分の体と対話しながら自分でコンディショニングをするので、凝りや歪みの原因となった動きにも気づきやすいというメリットもあります。
そのため緊急時には整体師の力を借りると思いますが、普段では姿勢や体の使い方の見直し、初動負荷ジムでのトレーニングに力を入れています。
あっ、誤解になるといけないので書きますが、これは整体と初動負荷トレーニングのどちらが良いかの話ではないです。
両方必要だと思っており、その目的や状況により使い分けたり併用するのが良いと思っています。
実際にそうしてきましたし、これからもそうしていく予定です。(追記以上)
最近のモテる男の健康ブログの記事が筋トレダイエット食事メニューが多かったこともあり、読者様から以下の質問をよくいただきます。
「これから筋トレ始めようと思うんですけど、何か気をつけることありますか?」
今回の記事ではこの質問に対する回答として一番気をつけていただきたいことをお伝えします。
実際管理人はこれを最初にしておかなかったために半年近く慢性的な痛みに悩まされ数ヶ月整体に通うことになりました。
今思い返しても最初にちゃんとしておけば良かったと後悔しています。
筋トレ始めるアラフォー世代の取り返しのつかない怪我
ライザップ、24/7ワークアウト などパーソナルトレーニングブームはまだ続いています。
しかしそのブームの裏で筋肉や筋、関節を痛めたり、アキレス腱断裂、頚椎ヘルニアなど取り返しのつかない怪我をしている人も増えていることをご存知でしょうか。
実際、管理人の周りには整体師、柔道整復師、鍼灸師の先生が何人もいらっしゃいますが、筋トレを始めた後、体を壊したり、長引く原因不明の痛みに悩まされ駆け込む患者さん、特にアラフォー世代の患者さんが増えているそうです。
こういう話をすると、
「俺は学生の頃運動部で鍛えていたから大丈夫。」
と思われる方もいらっしゃると思います。
しかし実際に体を壊して病院に駆け込んでいるのは学生の頃体育系だったり、運動していた方の方が多いのです。
若い頃運動していた人の方が筋トレで体を壊しやすい3つの理由
運動をしたことがないような人より、若い頃運動をしていた人の方が体を壊しやすいと聞くと意外に思われるかもしれません。
これには以下の3つの原因が挙げられます。
若い頃と同じ感覚で体を動かそうとする
これはよく子供の運動会で頑張り過ぎて怪我をする父親と似ています。
頭の中では若い頃思うように動けていた自分をイメージするのですが、ブランクが空き、筋力も柔軟性も衰えた実際の体との間には大きなギャップがあります。
それを忘れて張り切り過ぎて体を動かそうとすると筋肉や筋が耐え切れず、肉離れや、ひどいケースだとアキレス腱断裂を引き起こしたりします。
特に体が硬くなってしまっている方は要注意です。
くれぐれも無理をしないように、また準備運動を念入りにするようにしてください。
無理に追い込みすぎてしまう
『優雅な肉体が最高の復讐である』 武田真治 2014年8月初版
上記の本は武田真治氏が42歳の時に書いた本ですが、自らの苦い経験から
「トレーニングのやりすぎに注意」
と書いています。
武田真治氏は元々は華奢な体型だったのですが28歳以降ウエイト、ランニング、ボクシングとかなりハードにトレーニングに取り組んでいます。
しかし負けず嫌いでストイックな性格が裏目に出て体を壊します。
バーベルベンチプレスで無理をし過ぎてストレートネックになり左腕が上がらなくなり、ランニングのし過ぎで膝に水が溜まるようになったのです。
武田真治氏ほどやりすぎなかったとしても、元運動部や元体育会系の方は根性もあり、普通の方より追い込み過ぎる傾向があります。
筋肥大や筋力アップのためには筋肉に負荷をかける必要がありますが、筋肉を破壊してしまっては元も子もないです。
筋トレは筋肉を破壊し超回復させるという誤ったイメージを持つと本当に怪我を引き寄せます。
筋トレとは筋肉に適度な刺激を与えた後、しっかりと休ませ成長を促すものというイメージを持つことをお勧めします。
長年の癖や蓄積疲労によるダメージが筋肉深部に溜まっている
人間は睡眠と栄養によって体が修復され回復します。
しかしその体が持つ修復力、回復力は30歳を過ぎるとかなり落ちます。
10代、20代なら多少の無茶をしても回復もしますし平気ですが、30歳を過ぎると段々と修復できなかったダメージが蓄積していくことになるのです。
つまり
10代、20代の頃
疲労、ダメージ < 回復力、修復力
だったのが、
30歳を過ぎると
疲労、ダメージ > 回復力、修復力
となるわけです。
さらに10代、20代で誤った体の使い方をしていたり、変な癖がついているとそれが原因となり体に原因不明の不調が現れたりもします。
首、肩、腰、膝、手首、足首などを回して変な引っ掛かりを感じたり、スムーズに動かない場合は、どこかの筋肉に捩れ(ネジレ)や歪み(ユガミ)が生じている可能性があるのです。
ここで注意していただきたいのは、例えば手首に違和感や痛みがあったとしても、その原因が手首にあるとは限らないということです。
皮膚に境目がなく全身の皮膚がつながっているように、筋肉も全身つながっています。
つまり手首の痛みの原因が肩にあることも、さらにはその先の腰や足にあることもあります。
よく素人整体師や整形外科医は、痛いと患者さんが申告した部位だけを処置して治そうとしますが、それでは一時しのぎであったり、一時しのぎにすらならないことが多いので注意が必要です。
筋肉や関節のどこかに違和感を感じている人は必ずですが、そうでない人も、筋トレを始める前に、腕の良い整体師や治療家に全身をチェックしてもらい整えてもらうことを強くお勧めします。
腕の良い整体師との出会いがその後の筋トレの明暗を分ける!
腕の良い整体師とは?
整体と聞くと何を想像しますか?
ボキボキと派手に音を立てて施術するシーンをイメージする人
ゴッドハンドと言われ、どこにいっても治らなかった長年の痛みを触れるだけで一瞬で治す人を思い浮かべる人
色々だと思います。
ただボキッと音を立てる治療は筋肉への負担が強かったり、整体師の腕によっては悪化リスクもかなりありますので注意が必要です。
またこれは話半分に聞いていただきたいのですが、軽く触れるだけで治すゴッドハンドはレイキ系の治療であったり、スピリチュアルな心霊治療である可能性もあります。
一昔前に流行った十字式健康法もその系統ではないかと言われています。
一瞬で治る奇跡を経験しラッキーと思われるかもしれませんが、その後は、なぜか他の場所に不具合が出てその治療家に依存し通い続ける方もいます。
ここで少し余談ですが、管理人が現状信じている3つの法則をシェアします。
少しオカルトでスピリチュアルですので苦手な方は読み飛ばしてください。
等価交換の法則
奇跡には代償が伴います。
誤った引き寄せの法則や間違った神頼みなど、人の努力以外によってその願いがかなえられると、そのかなった願いの大きさに比例した代償を払うことになる。
価値の付け替えの法則
ヒーラ-と呼ばれる方が霊的治療をする時には、ヒーラー自身の健康寿命、または患者自身の余命が使われると言います。
また、物理的にもある部位を治した負担が他の部位に現れ、治ったと思ったら別の箇所が悪くなったということも起こりえます。
作用反作用の法則
西洋医療の強力な薬や治療は一時的には大きな効果が現れますが、その作用に対する反動とも言える負担は内臓や細胞に蓄積されていきます。
病気が治るのに要する期間は、通常その原因となる行為を続けた期間に等しいと言います。
治療、治癒には本来一定の期間を要するのです。
つまり強力な効果が一瞬で現れる治療法は、それだけ体のどこかに負荷がかかっていると言えます。
そしてそれは必ずしも表立って現れることなく、細胞の寿命が削られている可能性があるのです。
人間の細胞の寿命は本来120~150年と言われており、それより寿命が短いのは細胞の寿命が複数の要因で削られているからです。
また、日本人の平均寿命は世界的に見て長いですが、健康寿命は短いのも肉体的に負荷の強い西洋医療依存による反動が原因とも言えます。
ということで管理人は、治療家の方や患者自身による人の努力以外に頼った心霊治療にはネガティブな見解を持っており、それに頼ろうとは思っていません。
それでは、そういう心霊治療ではなく、腕の良い整体師、整体院はどのように探したら良いのでしょうか。
それには3つのポイントがあります。
もしこれから探される方は参考にしていただけると幸いです。
腕の良い整体師を見分ける3つのポイント
管理人が考える腕の良い整体師を見分けるポイントは3つあります。
1.格闘家やアスリートが通い治療実績がある
整体院は、交通事故後遺症を得意とする所、お年寄りの治療を得意とする所、格闘家やアスリートを得意とする所と様々です。
スポーツや格闘技を練習している方、バルクアップを目的としたハードな筋トレをしている方は、常人の方と異なった負荷が関節や筋肉にかかっています。
また、痛みや不具合を抱えながらもトレーニングを休めない状況の時もあります。
格闘家やアスリートが通っている整体院は整体師自身が元格闘家であったり元アスリートだったりしますのでそんな患者さんの気持ちや体のことをよく分かってくれます。
また数多くの格闘家やアスリートを実際に治療してきていますので、競技ごとに負荷がかかりやすく故障しやすい部位や必要な部位も熟知しています。
つまり、より適した治療法を提案してもらうことができます。
2.全身のバランスを整えることによって治療すること
整体院によっては整形外科のように患者さんが痛いと申告した部位だけを念入りに処置する所もあります。
しかしこの記事でも書きましたが、痛みを引き起こしている原因が必ずしもその痛む箇所とは限りません。
またその部位の痛みは取れても、別の部位に緊張が生じ、それが原因で今度は別の部位に痛みを覚えるなどイタチごっこになることもあります。
そうならないためにも、特定の部位だけでなく、全身の歪み、捩れ、筋肉の緊張、関節稼動域をチェックし、そのバランスを整えながら施術してくれる整体師を選ぶと良いです。
3.健康食品やサプリを勧めてこないこと
整体院によっては治療だけでなく、単価アップや継続収入を得るために健康食品やサプリの購入を勧める所があります。
時にはそれがMLM、ネットワークビジネスの商品であることもあります。
確かに不足した栄養を補うため、一時的にサプリが役立つこともあります。
ただサプリは必要に応じて使い分けるべきで、1つのサプリだけ継続摂取させたり、ましてや依存させるようなことがあってはいけないと管理人は考えています。
それにそもそも腕が良くて流行っている整体院は既存患者さんは定期的にメンテナンスに来ますし、既存患者さんの紹介で新規患者さんも次々に来院されます。
つまり、こういう健康食品やサプリを販売しなくても十分な利益を得ていますし、また評判を下げるリスクのあることはしません。
以上、腕の良い整体師、整体院を見分ける3つのポイントをシェアしましたが、いかがでしたでしょうか。
現役で活躍している格闘家やアスリートは腕の良い整体師の情報を持っていますし、メンテナンスにも通っています。
なぜならそれが体のパフォーマンスを大きく左右しますし、選手寿命にも大きな影響を与えることを身をもって体感しているからです。
例えプロ選手ではなく、これから筋トレを始めようとするレベルの方でも、腕の良い整体師と出会えるかどうかで、今後のトレーニング人生の明暗は大きく分かれます。
実際トレーニングを続けられない人は、必ずしも意思が弱いという精神的な理由ではなく、怪我や痛みなど物理的な理由である場合も多いのです。
ということで、今回は、これから筋トレなどトレーニングを始める方に向け、『最初にしておかないと後悔するある1つのこと』 と題して記事を書きました。
最後にもう一度、最初にしておいていただきたいその1つのことをここに書きます。
それは、
【筋トレを始める前に、腕の良い整体師や治療家に全身をチェックしてもらい整えてもらうこと】
です。
また、繰り返しになりますが、全身の筋肉はつながっています。
そのため、筋トレによって鍛えている部位と異なる部位に痛みや不具合が出ることもあります。
さらに、その痛みや不具合を甘く見たり、騙しだましトレーニングを続けると慢性化し長引きます。
そして痛みが激しくなり、耐えられなくなる頃には相当悪化してしまっており、治すのにかなりの期間を要するようになります。
忙しい中、時間もお金もかけて長期間通院するのはかなり大変です。
それにトレーニングしたいのにできないのはかなりのストレスです。
また慢性化し長引く痛みは本当に治るのかと不安にも苛まれます。
これは管理人自身、身にしみて感じたことですので断言できます。
そのため、そういう事態に陥らないためにも、必ず最初に腕の良い整体師や治療家に全身を診てもらってからトレーニングを始めてください。
特に30歳を過ぎて始める方には強くお勧めします。
それでは、この記事を読んでくださる方が幸せなトレーニングライフを送っていただけることを心より願っております。
今回も最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。