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ソイ(大豆)プロテインは脂肪燃焼し筋肉つくは本当か?
「筋肉は増やしながら余分な脂肪は燃焼し痩せられる」
ソイ(大豆)プロテインの宣伝には、そんな魔法のような言葉が躍ります。
もしそれが本当なら世の中、細マッチョが溢れているはずです。
現在のプロテイン市場では、筋肉バルクアップ派にはホエイプロテイン、脂肪燃焼ダイエット派にはソイプロテインが選ばれています。
日本ではムキムキにバルクアップしたゴリマッチョより腹筋が6つに割れた細マッチョが好まれる傾向がありますので、ソイプロテインは根強い人気があります。
余談ですが、細マッチョと言えば、体脂肪率一桁のEXILEやGACKT氏が思い浮かびますが、最近ですと綾野剛氏が話題です。
映画「武曲 MUKOKU」やドラマ『フランケンシュタインの恋』で披露された体脂肪率7%の見事な筋肉美ボディはTwitter上でも女性から賞賛の声が上がっていました。
きっとかつてGACKTボディに憧れ、ソイプロテインを買ってせっせと飲んでいた管理人のように、綾野剛ボディに憧れソイプロテインを飲んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
さて、今回の記事ではソイプロテインの危険性について書いていきますが、その前に、かつてソイプロテインを飲み続けた管理人が体感した効果を先にお伝えします。
まず管理人はソイプロテインで筋肉バルクアップの効果は全く感じませんでした。
脂肪燃焼で引き締め効果は多少感じたものの、精神的には少し女々しくなったように感じました。
そして何より、当時はアトピーもあったため、痒みや皮膚の状態が悪化することが多く、飲むことを止めました。
より詳しくはこちらの記事をご覧ください。
今ならなぜ精神的に女々しくなってしまったのか、アトピーや皮膚の状態が悪化してしまったのか、その理由がよく分かります。
ということで、少し前置きが長くなりましたが、ソイ(大豆)プロテインを飲むべきでない5つの理由をソイプロテインが具体的にどのように健康を害していくのかを解説しながら順番に書いていきます。
ソイプロテインを飲むべきでない5つの理由
ソイプロテインは赤血球にダメージ!
ソイプロテインには大豆サポニンが高い濃度で含まれています。
「えっ、サポニンは抗酸化作用もあるから体に良いのでは?」
はい、一般的にはサポニンは、
- 肥満を予防する
- コレステロール値を下げる
- 血流を改善する
- 肝機能を高める
- 免疫力を高める
などの健康効果があると言われています。
しかし、サポニンはそもそもが植物が微生物や昆虫の捕食に対抗するための毒性物質です。
サポニンには天然の界面活性作用があり、細胞膜を溶かし、赤血球にダメージを与えます。
つまりサポニンの摂取量が多いほど健康に対するダメージが増加します。
「でもサポニンのサプリのサイトには大豆プロテインには溶血作用がなく大丈夫って書いてありますよ。」
はい、確かにソイプロテインやサポニンのサプリを勧めるサイトにはそう書かれていますね。
しかしそれは商品を宣伝し売るのが目的の商用サイトですよね。
例えば、こちらの﨑谷博征医師が書いた本には、
『原始人食が病気を治す』
崎谷博征氏 2013年3月初版
P104
「サポニンは、その海面活性作用から細胞膜を溶かし、赤血球などにダメージを与えることが分かってきています。しかしそれよるも健康に関して問題になるのはリーキーガットを起こすことです。」
「大豆プロテインのサプリメントを摂取している方がいますが、これはサポニン濃度が最も高く危険です。」
と明記されています。
管理人は医師ではありませんので、どちらの意見が正しいかを理論的に証明することはできません。
ただ、半年以上ソイプロテインを継続摂取した時に、腸になんらかのダメージを与え、赤く痒みを伴う発疹が腕にできたりということを実際に体験しています。
そのため、論文上の理論がどうであれ、二度と摂取する気はないです。
ソイプロテインは腸に穴を開ける!
(画像はパレオ協会より引用)
※2020年6月補足
以前アップしていた画像はイメージしやすくするため大腸憩室症の方のものでした。
しかし読者様からご指摘をいただきましたので、改めて、リーキーガットの概念を日本に広めた崎谷医師が運営するサイト『パレオ協会』でアップされている画像に差し替えさせていただきました。(補足以上)
先ほど、ソイプロテインに高濃度で含まれる毒性物質サポニンのためリーキーガット(腸管浸漏症候群)を引き起こすという﨑谷医師の警鐘をお伝えしました。
リーキーガットとは、抗生物質の使い過ぎ、食物汚染(食品添加物、遺伝子組み換え)などにより、小腸の粘膜が薄くなり、腸に穴が開くことです。
すると腸のバリア機能が衰えますので、細菌、ウイルス、有害物質が血液中に侵入し、免疫力が下がります。
さらに、未消化の食べ物が腸壁をすり抜けることにより、食物アレルギー反応の症状も引き起こします。
ソイプロテインは腸の弱い方は特に避けたほうが良いと言えます。
ちなみに
「腸に穴が開いて栄養吸収しなければ痩せるのでは?」
と思われた方。
これは大きな勘違いで、食べ物を消化吸収できないということは、エネルギーとして使われることなく、そのまま脂肪として蓄えられることになるので太ります。
さらには、必要な栄養素が不足することになりますので、筋肉は落ち、肌や髪もボロボロになっていきます。
リーキーガットは一度発症すると完全に治すのに時間も手間もかかりますし、筋肉バルクアップやダイエットどころではなくなります。
また機会がありましたら、リーキーガットを引き起こす原因、そして自分で治す方法についての記事を書きたいと思いますが、くれぐれもご注意くださいね。
ソイプロテインでガンが増える!
ソイプロテインには女性ホルモンに近い働きを持つ大豆イソフラボンが含まれます。
人によっては
「イソフラボンは肌をキレイにしてくれるし美容にも良いのでは」
と好んで摂取される方もいます。
しかし、血液中の女性ホルモン濃度が高くなることは大きなリスクがあります。
精巣がんや前立腺がんなど性関連の発がんリスクを高めるのです。
精巣がんとは睾丸にできるガンで、手術で摘出してしまうと性欲を感じることもなく、子供を作ることもできなくなってしまいます。
また前立腺がんで前立腺を摘出すると外に射精できなくなります。
さらに勃起神経を温存できない場合、勃起できなくなります。
前立腺がんについて詳しくはこちらの記事もご覧ください。
「それなら女性なら女性ホルモンが増えると叶姉妹みたいになるので良いのでは?」
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
確かに女性ホルモンには女性らしさを増す美容的メリットがあるかもしれません。
しかし、女性でも血液中の女性ホルモン濃度が高くなると、乳がん、卵巣がんの発症リスクが高まります。
ソイプロテインに限らず、美容目的で女性ホルモン関連の薬、サプリ、クリームを摂取する際にはくれぐれもご注意ください。
ソイプロテインで性欲落ち女性化する!
上記の画像は少し前に話題になった豆乳を飲みすぎて胸がDカップになった40代の中国人男性です。
病院では大豆イソフラボンの摂りすぎによる乳房の発育と診断されたそうです。
また大豆イソフラボンは体つきを女性らしくするだけではありません。
性欲も精子の数も低下させます。
以前、フジテレビ系の昼の情報バラエティ番組「バイキング」(2016年3月24日放送)では、浮気する夫への復讐で豆乳を飲ませ性欲を衰えさせようとする妻の話が紹介されました。
また夫に性欲を衰えさせる目的で豆乳を飲ませる妻が1000人中12人おり、実際に夫の性欲が下がったという話も放送されました。
あなたの健康のためと笑顔で言いながら豆乳を飲ませ、その真の目的は性欲を衰えさせることとは、怖い話です。
なお管理人自身の実体験では、体が女性っぽくなることはなかったですが、性欲は落ちていた気がします。
また、メンタル的にも良く言えば優しく、悪く言えば女々しくなり、男性らしい積極性やヤル気が低下し、まさにザ草食系という感じだっと思います。
最後余談ですが、性欲を下げるのは大豆イソフラボンを含む豆乳やソイプロテインだけではないです。
他にもスーパーで普通に見かけるある果物、多くの男性が知らずに飲んでいるある飲み物も性欲を低下させます。
管理人も最初この話を聞いた時には、人口を減らすための悪魔的陰謀かと疑いたくなりました。
この話は普通の本やサイトには出回っていない情報です。
もしご興味ある方は管理人推奨の健康プログラムの紹介ページをご覧ください。
ソイプロテインの継続摂取で細胞酸化、早死に!
これは管理人が以前、フェイスブックで有名な内海聡医師のセミナー懇親会でプライベートで直接聞いた話です。
管理人がプロテインの摂取について内海医師の見解をお伺いした所、
「プロテインなど精製物質は確かに最初は効果がある。しかしそれを代謝するため細胞は酸化し寿命が縮まる。さらに人間はどんな薬も飲み続けると効きが悪くなるように抵抗性を持っている。そのためプロテインも同じ量では効果を得られず、どんどんその摂取量が増えていくことになる。実際ボディビルダーが早死にするのも、プロテインをはじめ精製物質を摂り過ぎが原因だ。」
ということを教えていただきました。
この話はソイプロテインに限らず、すべてのプロテインやその他筋肉バルクアップに良いとされるクレアチン、最近話題のHMBなどすべての精製加工製品に当てはまることです。
実際管理人は、当初ほどの効き目は感じられないにも関わらず、惰性と習慣でいつまでもプロテインを飲み続けてしまっている方を何人も知っています。
また、筋肉バルクアップを目指す人や筋トレを熱心にしている人は、心のどこかでいつもタンパク質(プロテイン)の摂取が不足しているのではないかと不安を抱えることが多いと思います。
そしてそれがプロテインの過剰摂取につながります。
例え過剰摂取ではないにしろ、プロテインの日常的な継続摂取は、細胞を酸化させ体に負担をかけるだけでなく、食べ物から栄養を代謝し吸収する力をも衰えさせてしまいます。
プロテインの摂取量、継続摂取にはくれぐれも気を付けていただくことを強くお勧めします。
管理人が現在摂取しているプロテインと摂取の仕方
今までソイプロテインの危険性、さらにソイプロテインに限らず精製されたプロテイン自体の継続摂取のリスクについてお伝えさせていただきました。
最後ここでは、今現在管理人が摂取しているプロテインについてシェアさせていただきます。
まず、管理人自身はプロテインの完全否定はしていないです。
もちろん効果を感じないのに惰性で無駄にプロテインを摂取することには反対です。
ただ、筋肉バルクアップを目指す場合、トレーニングの内容に応じて一定期間、適度な量を摂取するのは有効な選択肢になると考えています。
この一定期間で区切る、適度な量に留める、というのはプロテインに限らず、すべてのサプリに当てはまる考え方です。
何度も繰り返してしまい耳タコかもしれませんが、くれぐれも精神的に依存して惰性で飲み続けることだけは避けるようにしてくださいね。
さて、前置きはこのぐらいにして、管理人が今現在摂取している2種類のプロテインをシェアします。
管理人が摂取しているのは、こちらです。
無添加未精製ヘンププロテイン
ヘンププロテインは管理人がリーキーガットで腸が弱った状態でも体調が悪化せず摂取できた唯一のプロテインです。
しかもヘンプ(麻)は卵のような完全栄養食材で、たんぱく質の含有量も高く、食物繊維も豊富です。
管理人はこのヘンププロテインを自作のスロージューサーによる野菜ジュースに混ぜ摂取しています。
このヘンププロテインは低温圧搾の未精製ですので、上述の精製プロテインのようなデメリットがないです。
しかも野菜ジュースに混ぜることによりより体が自然に吸収できるように配慮しています。
この自作野菜ジュースは健康にも良くお勧めです。
詳しいレシピと効能についてはこちらの記事をご覧ください。
→筋トレダイエット食事メニュー 良質な筋肉つける健康野菜ジュースレシピ
そして、もう一つ摂取しているプロテインはこちらです。
オーガニック玄米プロテイン
iHerbなら90回分で4,421円です。
※iHerbのアカウント登録の仕方についてはこちらをご覧ください。
管理人は、このオーガニック玄米プロテインを体がより自然に吸収できるように、同一食材であるお米を使った自作の甘酒に混ぜて摂取しています。
この自作甘酒に混ぜた特製ドリンクは腸への負担を抑えながら、筋肉をバルクアップさせるのにピッタリです。
詳しいレシピと効能についてはこちらの記事をご覧ください。
→筋トレダイエット食事メニュー 筋肉増やすバルクアップドリンクレシピ
以上、今回は、ソイプロテインの危険性、摂取すべきでない5つの理由、管理人が現在摂取しているプロテインの種類と摂取法について記事にしましたがいかがでしたでしょうか。
今回の記事内にも書きましたが、管理人自身、効果を感じないのに惰性で飲み続けたり、摂取量や摂取頻度が増えたりしないよう体の声を聞きながら、様子を見ながら試行錯誤しています。
また体が慣れて抵抗性を持たないようにしばらく摂取しない期間を設定したり、検証目的も兼ねて違う種類のプロテインについても試験的に摂取したりしています。
今後もプロテインの種類、摂取量、摂取頻度、摂取の仕方などについて、新たな発見や納得できる効果を体感したときにはまた記事にしてシェアさせていただきます。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
追伸
更新ペースが遅いにも関わらず新たに読者登録してくださる方、応援のメッセージをくださる優しい読者様にいつも感謝しております。