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有酸素運動で逆に太る?!
※2021年4月追記
管理人自身は今でも有酸素運動はしないです。
よく痩せようとした時に、まずは走ることから始める方がいらっしゃいますが、個人的には食生活を改めることからスタートすることをお勧めします。
それに走っていると頑張っている感、努力している感はあるのですが、痩せるということを目的にした場合、効率が良いとは思えません。
否定的な意見で、これから頑張ろうとしている方、今現在頑張っている方には申し訳ないですが、大事な時間やエネルギーを使うからこそ遠回りはして欲しくいない、後悔はして欲しくないと思うためあえて書きます。
あとこの記事の最後にも、すごく大事なことを追記で書いていますので、ダイエットしている方、筋トレをしている方、肉体改造に興味のある方は。本記事とともに是非そちらも読んでくださいね。^^
追記以上
ダイエットには有酸素運動が良いと思っていませんか?
実は有酸素運動にはメリットもありますが、デメリットの方が多いのです。
特にダイエット目的で有酸素運動をしても全然痩せないどころか、逆に太ってしまう人もいます。
「えっ、有酸素運動ってカロリーを消費して脂肪も燃焼するんで痩せるんじゃないですか?」
はい、もちろんカロリーは消費するのですが痩せるとは限らないのです。
しかも痩せないだけでなく脂肪がつきやすくなってしまうリスクもあります。
ということで今回は有酸素運動とは何かについて簡単に説明し、その後で有酸素運動が身体に良くない理由を8つに分けてお伝えしていきます。
有酸素運動とは
有酸素運動とは、心肺機能の向上を目的として、心拍数を高く上げて維持したまま行う運動のことです。
平たく言えば、心臓をバクバクさせ、息がハァハァとなる運動のことです。
ジョギング、エアロバイク、エアロビクスなどは代表的な有酸素運動です。
特にエアロビクスはアメリカ運動生理学者であり米軍軍医のケネス・クーパーが宇宙飛行士の心肺機能トレーニングプログラムとして開発し、1981年に日本に伝わった後爆発的ブームを巻き起こしました。
余談ですが、ドラゴンボールの亀仙人も心臓をバクバクさせ、息をハァハァとさせるほどエアロビが好きです!
別の意味でですが(笑)
さて、このエアロビクス提唱者のケネス・クーパー博士自身は、今は有酸素運動だけを行うことを否定しています。
その否定の理由こそが、次に説明する有酸素運動が身体に良くない8つの理由の一つなのです。
それでは早速その理由を解説します。
有酸素運動がダメな8つの理由
1.有酸素運動は身体が酸化してしまう
長時間の連続した過剰な呼吸により体内に有害な活性酸素が蓄積し、それはガンや心臓病の原因になります。
上述のエアロビクスの生みの親ケネス・クーパーも最初は自分の家族や周りの者達に有酸素運動を勧めまくりました。
するとガンを発症する者がどんどん増えていったのです。
そのため今ではケネス・クーパー自身有酸素運動のみをすることを否定し、無酸素運動のウエイトトレーニングと有酸素運動の融合したプログラムを推奨しています。
なお、これは管理人の意見ですが、適度の有酸素運動は脳細胞を刺激しニューロン新生を促し、うつな気分の解消にもなりますので良いと思います。
ただ、エアロビのインストラクターのようにかなりヘビーに有酸素運動をやり続けるとメリットよりリスクの方が大きくなると思います。
実際、エアロビのインストラクターは一見、日に焼けた小麦色の肌に引き締まった身体で健康そのものに見えます。
しかし近づいてよく見ると活性酸素の影響で老化が進み、肌がたるんでいたり、シワになったりしている可哀相な方もいらっしゃいます。
何事もやり過ぎは良くないですので、ほどほどにすることをお勧めします。
2.有酸素運動でストレスホルモンが出て太りやすくなる
長時間心拍数を上げ続けるのは身体にとって不自然なことです。
野生の動物の狩りを見ていても長時間走り続けたり動き続けたりはしません。
この身体にとって不自然なことを続けると、身体に脂肪が蓄積しやすくなってしまうのです。
有酸素運動で脂肪が蓄積しやすくなるメカニズム
心拍数が上がるとアドレナリンが出る
↓
身体は危険が迫っていると思い込む
↓
ストレスホルモンが出る
↓
身体を守らねばならないという生存本能から脂肪が身体に蓄積しやすくなる
3.有酸素運動でホルモンのバランスが崩れ性欲減退
有酸素運動はホルモンのバランスを崩し、成長ホルモンや男性ホルモンの分泌されづらくなります。
男性ホルモンは性欲やヤル気の源であるテストステロンのことで、その分泌が減ってしまうと、
性欲減退、ウツっぽくなる、不安症候群などの症状を引き起こします。
さらにこのホルモンバランスの乱れから筋細胞が消化され、筋肉が落ち、基礎代謝も低下していきます。
すると摂取したカロリーの消費も減り、脂肪がつきやすくなります。
4.有酸素運動で食欲が増える
身体は燃焼されたカロリーを取り戻そうとして食欲を増進させます。
するといつも以上に食べてしまい結局運動した分は帳消しになります。
それどころか逆に多くのカロリーを摂取して太ってしまうことすらあります。
確かに運動の後の食事は美味しく、いつもよりたくさん食べられます。
実際、食べることが大好きな管理人はたくさん食べることを目的に運動することもあります。
5.有酸素運動は筋肉を必要以上に使って筋疲労させる
ジョギング、エアロバイクなどの有酸素運動は単調な同じ筋肉の動きを長時間繰り返します。
そのため筋肉に抜けにくい疲労が残り慢性疲労っぽくなります。
慢性疲労の状態は身体にはストレスですので、ストレスホルモンが出ます。
すると上述3で説明したのと同じ状態になり、
男性ホルモン低下
↓
筋肉が落ちる
↓
脂肪がつきやすくなり太る
という負のスパイラルに陥ることになります。
またジョギングやエアロバイクなどの単調な動作の繰り返しは、筋肉の動きを固定してしまうことにもなります。
すると複数の筋肉を複合的に使う日常生活やスポーツ、格闘技ではマイナスに作用してしまい、身体の使い方が下手になってしまうのです。
これを避けるためにも、他の動きや運動メニューも取り入れるなど工夫するようにしてくださいね。
6.有酸素運動はカロリー消費の効率が悪い
平均的な運酸素運動は1時間しても5~600キロカロリーの消費にしかなりません。
600キロカロリーといったらご飯茶碗2杯分(360グラム)です。
頑張って汗水たらしてハァハァと1時間運動しても1食分のカロリー消費がやっとなのです。
それに筋肉自体の量も増えないですので基礎代謝も増えません。
これではダイエット目的の場合、非効率としか言いようがありません。
7.有酸素運動は膝や股関節の負担が大きい
お金もかからずすぐできる手軽な有酸素運動としてジョギングがあります。
この走るという行為は意外と膝の負担が大きいです。
アスファルトやコンクリートなど硬い床ならさらに負担が大きくなります。
特に走る時に着地の音が大きい方はそれだけ衝撃の跳ね返りを関節に受けているわけですのでご注意ください。
それでも、まだ20代のうちは成長ホルモンもたくさんでますし、修復能力が高いので良いのですが、30代以降は要注意です。
関節内の水分量やクッションは年齢とともに衰えますし、関節は1度壊すと完全には治らず、ひどい場合一生障害が残ることもあります。
またエアロバイクや自転車も血流が悪くなるだけでなく、男性の場合、精子の劣化、EDの原因にもなりえますのでご注意ください。
8.有酸素運動はアドレナリン中毒になる
アドレナリンは副腎から作られるホルモンで、有酸素運動をすると分泌されます。
アドレナリンが分泌されると酸素の通り道が増え、脳内の酸素量が増えるので注意力も高まります。
またアドレナリンは脂肪を燃焼させる脂肪燃焼リパーゼを血液中に放出します。
このように適量のアドレナリンの放出はメリットもあるのですが、このアドレナリンが全身をかけめぐる快感にハマってしまうと危険です。
アドレナリンを作る副腎が疲労すると、肉体的な慢性疲労だけでなく、精神的にもうつっぽくなります。
以上、今回は有酸素運動のデメリット、リスクについてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。
管理人はジョギングやエアロバイクなどの有酸素運動によるダイエット効果を否定はしませんし、実際にそれで痩せる人もいます。
ただそれが効率が良いのか、身体に害はないのか、などについても意識を向けていただきたく本記事を書きました。
今まで走ったり、自転車通勤に変えてもなかなか痩せなかったという方は、ハッと気づく点もあったのではないでしょうか。
今後健康的に痩せる方法、単に痩せるだけでなく、胸や腕には筋肉をつけながら痩せる方法も記事にしていきたいと思います。
今回も最後までご覧くださりありがとうございます。
追伸
世の中筋トレのメニューや理論は数多くありますが、その多くは単にアメリカからの受け売りだったりします。
その中には日本人の体系、体質には合わないものもあります。
日本人のトレーナーが日本人に合うように開発された自宅トレーニングメソッドが注目を集めています。
こちらです。
ここにアップされている3分52秒の腹筋運動動画は確かに効果があるものですので、これだけでも見ると良いと思います。
※2021年4月追記
こうやって見かけの筋肉を鍛える教材を紹介しておいてこんなことを言うと水をさしてしまいますが、管理人は自分自身の過去の経験から、見かけ上の筋肉をつけたり、腹筋をバキバキに割ることを積極的には勧めません。
彼女や特定のパートナーから褒められたり、海やプール、銭湯で視線を集めたり、自分自身の自信になったりというメリットは確かにあります。
ただ、よほど上手くやらない限り、運動パフォーマンスは確実に落ちますし、健康とは遠ざかってしまうリスクもあります。
例えば、日本の自衛隊に特殊部隊を創設した現場サイドの立役者である伊藤祐靖氏は、
「筋肉を増やし過ぎるとエネルギー効率が悪くなる」
として筋肉を肥大させる筋トレは勧めていないです。
また見かけの筋肉にこだわると、人間は胸、上腕二頭筋、腹筋、太ももなど表の筋肉ばかりを鍛えがちです。
管理人自身がまさにそうでした。
すると普段の立ち姿勢も、その前面の筋肉の緊張からゴリラっぽくなります。
前述の伊藤祐靖氏は立ち姿勢こそ最も大事だとして、全国から選りすぐられ厳しい試験を合格した超エリート隊員に、正しい立ち姿勢から教えています。
つまり正しい立ち姿勢(筋肉の力で立つのではなく、全身の筋肉の緊張を最小限にして正しい骨格の並びで立つ)ができていなければ、その後のどんな動きや技も本来の力は発揮できません。
さらに、腹筋などをバキバキに硬くすると腰痛リスクは高くなりますし、上体と下半身との連動も途切れやすくなります。
胴体は本当に動きや運動の要なのです。
この辺の話は『伊藤式胴体トレーニング』または『気分爽快!身体革命: だれもが身体のプロフェッショナルになれる!』の本を読んでいただくと良いと思います。
ということで、自分が何を優先にしているかにもよりますが、どんなメソッドもそれぞれメリットとデメリットがあることだけは知っておいてもらいたいなと思います。
追記以上